糖尿病を含むメタボリック症候群のページを見ていると、しつこいように「適度な運動」「規則正しい生活と食事」「禁酒禁煙」と書かれています。
……そんなことができている今の日本人なんてどれだけいるのでしょうか……。
もちろん、僕も、劇団をやっている、ということもありますが時間の不規則さにかけては人並み外れているのではないかと思います。
それと、お付き合いのお酒。
「お付き合いの」というのは言い訳でもありまして、基本的にはお酒なら全種類大好きです。
で、その中でも最も問題だったのは、なにしろ忙しいので、全ての無駄な時間を詰めて詰めて、というふうにしていかないとこういう文章を書く時間ができない、ということもあり、たいてい「500メートル以上の距離を移動する場合にはなんらかの乗物に乗る」と決めていたのでした。
だから、たとえば池袋駅からサンシャイン劇場までの1.2kmを、地下鉄有楽町線で一駅電車で移動、とか、もっと急いでいるときには池袋駅からタクシー、なんてことさえしていました。
また、移動中にいろんな電話連絡やメールを打ったりしなければならない場合も多く、これらもタクシーでなければできないこと(と決めていた)なので(メールは最近は電車の中でも打ちますが)、どんどん「歩く」ということをしなくなっていたのでした。
しかし、「有酸素運動」、つまり走るとかスポーツクラブでジム、とか、そういうキツい運動ではなくて1日30分歩いて汗が滲むくらいの運動、を求められているわけで、なんとこの多忙な日々の中で30分も運動のために費やさなければならないという命題を課せられたのでした。
が、ここで発想の転換をはかりました。
たとえば、池袋駅からサンシャイン劇場まで、タクシーなら5分で到着するところを、高速歩行で12分。つまり、さしひき7分を健康のために使う、と考えたのです。12分まるごと健康のために、なんて考えるともったいなく思うのですが、7分ならまぁいいかな、と思えたわけです。
しかも、徒歩ならばメールは無理ですが電話はできます。
しかも、不思議なことに、歩いているといろんな新しい情報が目から入ってきますから、いろんなことを考えることができます。ふと見かけた景色から、いろんなアイディアがボワッと湧いてきたり。そういう時には、ケータイメールで一言だけ「さしひき」とか書いて自分に送っておきます。それを到着後に文章にするために、その文章の中身を、健康のための7分を使って考える、というわけです。
今まではMacの前に向かって考えていたことを、歩きながら考える。これは、新鮮でした。
キャラメルボックスの作家である成井豊は、台本を書いていて煮詰まると必ず散歩に出る、と聞いたことがあります。だから、自宅から半径5キロ以内の地理にめちゃくちゃ詳しいのだそうです。
僕の場合、もともと「把握する」のが趣味。専門的に調べる、とかじゃなくて、なんらかの物事をおおざっぱに把握する、ということ。
たとえば初めてツアーで行った土地などでは、1時間ぐらい街の中を彷徨いながらその街の特徴とか、東京には無い特徴とか、歩いている人たちのファッションとかを眺めたり、意外なものやおもしろいものをカメラにおさめていく、というのが楽しみだったりします。自分なりにその街を把握しておかないと、地元のお客さんとお話をすることもできませんし。
と、そんなふうに発想の転換をすると、今度は歩くのが楽しくなってきてしまいました。
以前は、サンシャイン劇場から自宅がある府中市まで帰るのが苦痛で苦痛でしょうがなかったのですが、最近では、電車に乗りながら、今日はどの駅で降りてどんなコースで歩いて帰ろうか、なんてことを考えています。
僕の自宅から5km以内には、10個ぐらいの駅があり、その中には今まで降りたことがない駅まであります。ですので、そういう駅から家まで帰るルートを考えるんです。
そのルートは、その晩、家に帰ってから書かなければいけない原稿とかメールの返事とかブログの内容とかSNSの記事とかの量によって、考えるための時間を増減させるのですが、あとはあまりにも歩きすぎて帰宅が遅くなったり帰宅後にMacに向かえないくらい疲れちゃったりしないようにもしないとな、とも考えたりします。
これを始めてから一ケ月、まだ3km=30分、くらいが限界な感じですけど、歩いているうちにどんどんいいことを思いついてしまったときなどはわざと遠回りしてみたりもしています。
で、あと、酒のこととタバコのことと生活習慣のことなどいっぱい書きたいのですが、今日の原稿タイムはそろそろリミット。
ではまたっ!!
あっ!!
歩くときには、軽くて、足にフィットして、クッションがいい、ナイキのAIRに限ります。
前説をやるために10足ぐらいナイキを持っているのでそれを交互に毎日履いていく、というのも楽しみの一つです。今まではそのパフォーマンスを活かし切れてあげることができていなかったナイキシューズたちも、きっと喜んでくれているんじゃないかと思うのですっ!!
……そんなことができている今の日本人なんてどれだけいるのでしょうか……。
もちろん、僕も、劇団をやっている、ということもありますが時間の不規則さにかけては人並み外れているのではないかと思います。
それと、お付き合いのお酒。
「お付き合いの」というのは言い訳でもありまして、基本的にはお酒なら全種類大好きです。
で、その中でも最も問題だったのは、なにしろ忙しいので、全ての無駄な時間を詰めて詰めて、というふうにしていかないとこういう文章を書く時間ができない、ということもあり、たいてい「500メートル以上の距離を移動する場合にはなんらかの乗物に乗る」と決めていたのでした。
だから、たとえば池袋駅からサンシャイン劇場までの1.2kmを、地下鉄有楽町線で一駅電車で移動、とか、もっと急いでいるときには池袋駅からタクシー、なんてことさえしていました。
また、移動中にいろんな電話連絡やメールを打ったりしなければならない場合も多く、これらもタクシーでなければできないこと(と決めていた)なので(メールは最近は電車の中でも打ちますが)、どんどん「歩く」ということをしなくなっていたのでした。
しかし、「有酸素運動」、つまり走るとかスポーツクラブでジム、とか、そういうキツい運動ではなくて1日30分歩いて汗が滲むくらいの運動、を求められているわけで、なんとこの多忙な日々の中で30分も運動のために費やさなければならないという命題を課せられたのでした。
が、ここで発想の転換をはかりました。
たとえば、池袋駅からサンシャイン劇場まで、タクシーなら5分で到着するところを、高速歩行で12分。つまり、さしひき7分を健康のために使う、と考えたのです。12分まるごと健康のために、なんて考えるともったいなく思うのですが、7分ならまぁいいかな、と思えたわけです。
しかも、徒歩ならばメールは無理ですが電話はできます。
しかも、不思議なことに、歩いているといろんな新しい情報が目から入ってきますから、いろんなことを考えることができます。ふと見かけた景色から、いろんなアイディアがボワッと湧いてきたり。そういう時には、ケータイメールで一言だけ「さしひき」とか書いて自分に送っておきます。それを到着後に文章にするために、その文章の中身を、健康のための7分を使って考える、というわけです。
今まではMacの前に向かって考えていたことを、歩きながら考える。これは、新鮮でした。
キャラメルボックスの作家である成井豊は、台本を書いていて煮詰まると必ず散歩に出る、と聞いたことがあります。だから、自宅から半径5キロ以内の地理にめちゃくちゃ詳しいのだそうです。
僕の場合、もともと「把握する」のが趣味。専門的に調べる、とかじゃなくて、なんらかの物事をおおざっぱに把握する、ということ。
たとえば初めてツアーで行った土地などでは、1時間ぐらい街の中を彷徨いながらその街の特徴とか、東京には無い特徴とか、歩いている人たちのファッションとかを眺めたり、意外なものやおもしろいものをカメラにおさめていく、というのが楽しみだったりします。自分なりにその街を把握しておかないと、地元のお客さんとお話をすることもできませんし。
と、そんなふうに発想の転換をすると、今度は歩くのが楽しくなってきてしまいました。
以前は、サンシャイン劇場から自宅がある府中市まで帰るのが苦痛で苦痛でしょうがなかったのですが、最近では、電車に乗りながら、今日はどの駅で降りてどんなコースで歩いて帰ろうか、なんてことを考えています。
僕の自宅から5km以内には、10個ぐらいの駅があり、その中には今まで降りたことがない駅まであります。ですので、そういう駅から家まで帰るルートを考えるんです。
そのルートは、その晩、家に帰ってから書かなければいけない原稿とかメールの返事とかブログの内容とかSNSの記事とかの量によって、考えるための時間を増減させるのですが、あとはあまりにも歩きすぎて帰宅が遅くなったり帰宅後にMacに向かえないくらい疲れちゃったりしないようにもしないとな、とも考えたりします。
これを始めてから一ケ月、まだ3km=30分、くらいが限界な感じですけど、歩いているうちにどんどんいいことを思いついてしまったときなどはわざと遠回りしてみたりもしています。
で、あと、酒のこととタバコのことと生活習慣のことなどいっぱい書きたいのですが、今日の原稿タイムはそろそろリミット。
ではまたっ!!
あっ!!
歩くときには、軽くて、足にフィットして、クッションがいい、ナイキのAIRに限ります。
前説をやるために10足ぐらいナイキを持っているのでそれを交互に毎日履いていく、というのも楽しみの一つです。今まではそのパフォーマンスを活かし切れてあげることができていなかったナイキシューズたちも、きっと喜んでくれているんじゃないかと思うのですっ!!
PR
トラックバック
トラックバックURL: