1年以上も毎日30分歩くことを続けていると、自分の立ち回り先の街で、駅から目的地……僕の場合は会社や劇場ですが……までの、ほぼありとあらゆるルートを歩いてしまい、路地という路地を記憶しているところまでいってしまいます。
僕はものすごく飽きっぽい性格で、実は、自分で会社を始めてからは、自宅から会社までの定期券を買ったことが無いのです。
なぜならば、毎日違うルートで行きたいから。
たとえば、京王線・府中駅徒歩15分の自宅から、地下鉄丸ノ内線・新中野駅徒歩1分の会社まで行くのに、最も安いルートを使うとすれば京王線で府中→新宿、丸ノ内線で新宿→新中野、というのがあたりまえ。が、飽きっぽい僕は、新宿から中央線で中野に出て歩いたり、バスに乗ってみたり。
かと思うと、府中からバスで国分寺に出て、そこから中央特快で中野に出て歩いてみたり。
または、普通の快速で荻窪で降りて丸ノ内線に乗ってみたり。
ひどいときは、京王線の笹塚で降りてバスで新中野まで行った、なんてことも……!!
帰りなんてもっとすごくて、中野新橋まで歩いてわざわざ丸ノ内線の支線に乗ったり、高円寺まで歩いて中央線で帰ったり、新井薬師まで歩いて西武新宿線で帰ったり……!!国分寺や武蔵小金井の駅から歩いたり、東府中や府中を通り越して次の駅の分倍河原まで行ったりと、もう、アホとしか言いようがありません。
交通費がかかってしょうがないわけですが、こればっかりは性分なもので、やめられません。
が、そのおかげで、普通のルートだったら府中と新宿と新中野しか知らないままだったと思いますが、バリエーションとして国分寺と中野が追加されたのです。何のバリエーションか?……はい、僕、もともと「街」が大好きなのです。
以前は乗り物でのルートばかりの開発だったわけですが、去年(2007年)からは「歩き」という交通手段が生まれたので、どんどん「開発」はひどくなっていきました。
特に府中駅近辺に関しては、タテヨコすべての路地に何があるかをほとんど記憶しておりますし、中野駅南口から会社までのルートも、徒歩30分圏内はほとんど歩きました。
そして、池袋から劇場までのルートも歩きつくし、昨年の春は「池袋駅からサンシャイン劇場まで桜が4回楽しめるルート」なんていうのも開発してしまいまして、いやー、楽しいったらありゃしません。
その「歩く」時に、4月から始めた「食べログ」のレビューを書くために、美味しそうなお店の写真を撮ってきたりもします。つまり、歩くことと食べることと写真を撮ることとがすべて連動している、というわけです。
が、ついに、もうサンシャイン劇場での約50分ほどの休憩時間の間に、歩いて行って、食べて、戻ってくる、ということができる範囲のラーメン屋さんを、今年の春でほぼ食い尽くしてしまったのです……。会社のある新中野も、やはりそうなんです……。
そこで。
なんと僕は必殺技を思いついてしまいました。
「中野で自転車を買う」。
つまり、中野駅や池袋駅の近くの駐輪場を車庫にして、会社や劇場まで行って、休憩時間にぶわぁぁぁぁっっっとこいで食べに行って帰ってくる、という作戦なのですっ!!
歩くよりも自転車の方がラクチンだろうなぁ、ちゃんと有酸素運動になるのかなぁ、と最初は不安でしたが、とにかくやってみることにしました。
かつて、ちょいといい自転車を買って会社の駐輪場にチェーンで結びつけておいたらタイヤを残してなくなっていた、ということがあったので、もう高い自転車はこりごり。中野駅北口のサイクルスポットというお店で「できるだけ安くて変速機が付いているママチャリをくださーい」とお願いしたら、なんと荷台とオートライトまで付いて25000円で購入。安いぜ、いぇーーーいっ!!
そこから会社まで、早くも遠回りして行っちゃいました。
が、やってみて、これはスゴイです。歩くよりもはるかに全身運動で、しかも歩いているとただただ暑いですが、自転車だと走っているときは風が当たるから快適快適っ!!……信号待ちの瞬間にぼとぼとぼとーーーっと汗がしたたるので、できるだけ信号がないルートを開発したりして。
最初は中野でやっていたのですけど、すぐに池袋での公演が始まったので、自転車をこいで新中野から池袋へ!!
変速機が付いているとは言えママチャリなので(荷物があるので、カゴと荷台がないと困るのです)、できるだけ坂のないルートを、ということで、まず北へ北へと上ります。
東京って、都心に近づくほどアップダウンが激しくなるのです。「山の手」という言葉があるとおり、西の方から流れてくる川のところが谷になっていて、ところどころに手のように台地が伸びているのです。が、谷になる手前、つまり中野から北に行って練馬あたりまでは、まだ川が細いので平地に近いのですね。
以前は車を運転してよく通っていた道なので、だいたいわかる、というわけで、一気に西武新宿線を越え、目白通りを越えたあたりから東へ。ほとんど坂はなく行けました。そして、東へ東へと向かい、山手通りを越え、池袋の北口の歩行者&自転車用地下道を抜けて、サンシャイン劇場へっ!!……何キロ走ったかわかりませんが、約50分で到着しました。
気持ち良かったですよーっ。車と違って、一方通行の路地も走れるし、狭い駅前の道とかも突っ込んでいけるし。もちろん、スピードは出しませんけど。
そして、到着したときには全身びしょびしょ。気持ちいーーーっ!!
こりゃいいや、ってことで、もう、ほとんど毎日、池袋からサンシャイン劇場まで、大塚経由で行ったり、雑司ヶ谷・護国寺経由で行ったりと、遠回りのし放題。油断すると、池袋と目白の間の高低差はデカイので大変なことになります。一度、高田馬場まで行ったら、帰りは泣きそうでした……。
で、休憩時間のたびに、歩きだとちょっと難しかったところまでちゃちゃーっと走っていく、ってことを繰り返して、なんと悲願の「池袋東口のラーメン店全店制覇」を達成いたしましたっ!!どこまでを「ラーメン店」と呼ぶか、という定義の問題もあるのですが、それまでに食べてきたところを含めれば約70軒。今公演だけで、●●軒(←食べログで数える)は行ったと思います。
いやーーー、バカですねーーーっ!!
ほんとに、僕、辛いことやキツイことは大嫌いなんですが、ラーメンのためならなんでもできる、ってところがほんとにバカです。おそらく、もうちょい自転車に慣れてくれば、今度は池袋西口や、ラーメン天国である早稲田・高田馬場もうまいルートを見つけて出張しちゃおうか、と目論んでおります。が、いやいかん、基本は、サンシャイン劇場にお芝居を観に来てくださる皆さんのためのグルメマップを作りたい、というのもあるわけですので、やはり、東口のまたなんらかのお店をしらみつぶしにしていこうかな、と思います。
あ、もちろん地元・府中でも同じことをやっていて、休みの日は前日がどんなに遅くても9時起床。スパッと起きて、食べログの地図検索を利用して自転車で行けそうな範囲の美味しそうなラーメン屋(←なんでここまで好きなんだろう……)を探し、スタート。お昼ちょい前に着くのがコツ。行列店だったら、たいてい11時開店ですから開店前に行きます。
現在、武蔵小金井、国分寺北口、西国分寺、中河原、分倍河原、東府中、是政、なんてところまで攻撃中っ!!
チャリだと、歩きと違って、「遠くまで来過ぎちゃった……。帰りが気が遠くなるぅぅぅ……」というアホなことがあまり無いので、安心です。が、40分以上こいでいると尾てい骨が痛くなりますな、ママチャリは。今度、座席用のクッションを買おうと思いながらまだ買ってないんですが。
ところが、このチャリ生活には問題が。
東京は、もう、亜熱帯気候になってしまい、「ゲリラ豪雨」と呼ばれる強烈なにわか雨が突然来るようになってきたのですね。なので、おサイフとかハードディスクが入ったバッグと一眼レフを持っているので、濡らしてしまったら大変なことになります。
そこで、僕の自転車の荷台には、常にゴミ袋が入っておりまして。ぽつぽつ来たら、荷物をまるごとその中に入れて、大急ぎで駐輪できる場所にダッシュする、という手法を取っております。
が、実は、今夏の池袋暮らしでは、一度しかそのゴミ袋は使いませんでした。
なぜか。
……予防策を取ったからです。
「予防策って、ゲリラ雷雨って天気予報も間に合わないくらいにいきなり来るからゲリラって言うんでしょ?!」と思われたあなた。ちっちっちっちっ。(←人差し指を立てて左右に振りながら)
今、携帯の有料サービス「ウェザーニュース」が熱いんです。
「ウェザーニュース……天気予報?気象庁でしょ?」と思ったあなた。ちっちっちっちっ。
なんと、天気予報を仕事にしている、世界最大の民間の気象情報会社が「株式会社ウェザーニューズ」。そこのウェブサイト&携帯サイトが、「ウェザーニュース」なのです。
JRの新型車両のテレビで時々やっている天気予報はここのコンテンツですよーん。
で、実は「ゲリラ雷雨」という言葉は、この会社の天気予報が元ネタ。すごいですねー。
そのウェザーニュースで、去年2008年から始まったのが、「ゲリラ雷雨メール」。と同時に、「ゲリラ雷雨防衛隊員」が募集されまして。で、僕は実はその隊員なのです。
これは、ゲリラ雷雨が来そうな雲を発見したら、携帯で写真を撮って防衛隊に送ると、それがサイトに掲載され、ウェザーニュースの専門家がそれらを逐一プロの目でチェックして、本当に来そう、と判断した場合に「ゲリラ雷雨メール」を、その地域の人たちに送る、というシステムなのです。
……本当に、参加している、みんなの役に立っている、と実感しちゃうんですよぉ……。
そして毎晩、体長から「本日の振り返り」というメールが届き、「退院諸君、本日も空の監視ご苦労であった」みたいな隊長からっぽいメールが届き、その日の反省や新知識や隊員の功績を称えるページへのリンクが付いていたりするのです。
いやーーー、まさか気象をエンターテインメントにしてしまうなんて、誰も思いつかなかったことですね。
しかも、まさに、みんなで力を合わせてゲリラ雷雨の被害を未然に防ごうと本気で思っている会社なんて、世の中にここしかありませんってば。
……と、話が長くなりましたが、そういうわけで僕はゲリラ雷雨防衛隊員でもあるので「降りそう」な雲と風に敏感なのです。
この「降りそうな雲と風」について語り始めると本が一冊書けそうなので書きませんが……。
逆に、「このくらいの雲なら、あと15分は大丈夫だな」という判断もできるので、降られずにほぼひと月の池袋自転車生活を終えることができたのでした。
その日の天気を知っておくことは、興行をやっている人間にとっては当然の感性だと思うのですけど、自転車生活によって、より一層その感度が上がった、という感じでしょうか。
ただ情報を利用するだけではなくて、自分も提供することで知識を得ることができ、感性を磨くことができるわけですから。
この夏は、チャリと池袋東口のラーメンとゲリラ雷雨防衛隊と新選組で駈け抜けた熱い夏でしたっ!!……て、まだ終ってないっつーのっ!!
……ちなみに、僕のチャリは、名古屋公演行きの大道具のトラックに載せてもらっちゃいましたっ!!
宅配便とかで送ろうとしたらすんごい値段になるから現地で買った方が安い、って感じなのですけど、劇団公演の大道具に比べたら、チャリなんて微々たるものですし、芝居に自転車が出てきたと思えばなんてことないわけですからねっ!!(←でも私物でしょっ?!)……ごめんなさい、舞台監督の矢島さん……。
というわけで、行き慣れた名古屋・名鉄ホール、大阪・シアターBRAVA!でも、ホテルと劇場の行き来の「チャリで遠回りしながらラーメン屋さん巡り大作戦」で体重62.5kg、正常血糖値維持を続けていきたいと思いますっ!!
僕はものすごく飽きっぽい性格で、実は、自分で会社を始めてからは、自宅から会社までの定期券を買ったことが無いのです。
なぜならば、毎日違うルートで行きたいから。
たとえば、京王線・府中駅徒歩15分の自宅から、地下鉄丸ノ内線・新中野駅徒歩1分の会社まで行くのに、最も安いルートを使うとすれば京王線で府中→新宿、丸ノ内線で新宿→新中野、というのがあたりまえ。が、飽きっぽい僕は、新宿から中央線で中野に出て歩いたり、バスに乗ってみたり。
かと思うと、府中からバスで国分寺に出て、そこから中央特快で中野に出て歩いてみたり。
または、普通の快速で荻窪で降りて丸ノ内線に乗ってみたり。
ひどいときは、京王線の笹塚で降りてバスで新中野まで行った、なんてことも……!!
帰りなんてもっとすごくて、中野新橋まで歩いてわざわざ丸ノ内線の支線に乗ったり、高円寺まで歩いて中央線で帰ったり、新井薬師まで歩いて西武新宿線で帰ったり……!!国分寺や武蔵小金井の駅から歩いたり、東府中や府中を通り越して次の駅の分倍河原まで行ったりと、もう、アホとしか言いようがありません。
交通費がかかってしょうがないわけですが、こればっかりは性分なもので、やめられません。
が、そのおかげで、普通のルートだったら府中と新宿と新中野しか知らないままだったと思いますが、バリエーションとして国分寺と中野が追加されたのです。何のバリエーションか?……はい、僕、もともと「街」が大好きなのです。
以前は乗り物でのルートばかりの開発だったわけですが、去年(2007年)からは「歩き」という交通手段が生まれたので、どんどん「開発」はひどくなっていきました。
特に府中駅近辺に関しては、タテヨコすべての路地に何があるかをほとんど記憶しておりますし、中野駅南口から会社までのルートも、徒歩30分圏内はほとんど歩きました。
そして、池袋から劇場までのルートも歩きつくし、昨年の春は「池袋駅からサンシャイン劇場まで桜が4回楽しめるルート」なんていうのも開発してしまいまして、いやー、楽しいったらありゃしません。
その「歩く」時に、4月から始めた「食べログ」のレビューを書くために、美味しそうなお店の写真を撮ってきたりもします。つまり、歩くことと食べることと写真を撮ることとがすべて連動している、というわけです。
が、ついに、もうサンシャイン劇場での約50分ほどの休憩時間の間に、歩いて行って、食べて、戻ってくる、ということができる範囲のラーメン屋さんを、今年の春でほぼ食い尽くしてしまったのです……。会社のある新中野も、やはりそうなんです……。
そこで。
なんと僕は必殺技を思いついてしまいました。
「中野で自転車を買う」。
つまり、中野駅や池袋駅の近くの駐輪場を車庫にして、会社や劇場まで行って、休憩時間にぶわぁぁぁぁっっっとこいで食べに行って帰ってくる、という作戦なのですっ!!
歩くよりも自転車の方がラクチンだろうなぁ、ちゃんと有酸素運動になるのかなぁ、と最初は不安でしたが、とにかくやってみることにしました。
かつて、ちょいといい自転車を買って会社の駐輪場にチェーンで結びつけておいたらタイヤを残してなくなっていた、ということがあったので、もう高い自転車はこりごり。中野駅北口のサイクルスポットというお店で「できるだけ安くて変速機が付いているママチャリをくださーい」とお願いしたら、なんと荷台とオートライトまで付いて25000円で購入。安いぜ、いぇーーーいっ!!
そこから会社まで、早くも遠回りして行っちゃいました。
が、やってみて、これはスゴイです。歩くよりもはるかに全身運動で、しかも歩いているとただただ暑いですが、自転車だと走っているときは風が当たるから快適快適っ!!……信号待ちの瞬間にぼとぼとぼとーーーっと汗がしたたるので、できるだけ信号がないルートを開発したりして。
最初は中野でやっていたのですけど、すぐに池袋での公演が始まったので、自転車をこいで新中野から池袋へ!!
変速機が付いているとは言えママチャリなので(荷物があるので、カゴと荷台がないと困るのです)、できるだけ坂のないルートを、ということで、まず北へ北へと上ります。
東京って、都心に近づくほどアップダウンが激しくなるのです。「山の手」という言葉があるとおり、西の方から流れてくる川のところが谷になっていて、ところどころに手のように台地が伸びているのです。が、谷になる手前、つまり中野から北に行って練馬あたりまでは、まだ川が細いので平地に近いのですね。
以前は車を運転してよく通っていた道なので、だいたいわかる、というわけで、一気に西武新宿線を越え、目白通りを越えたあたりから東へ。ほとんど坂はなく行けました。そして、東へ東へと向かい、山手通りを越え、池袋の北口の歩行者&自転車用地下道を抜けて、サンシャイン劇場へっ!!……何キロ走ったかわかりませんが、約50分で到着しました。
気持ち良かったですよーっ。車と違って、一方通行の路地も走れるし、狭い駅前の道とかも突っ込んでいけるし。もちろん、スピードは出しませんけど。
そして、到着したときには全身びしょびしょ。気持ちいーーーっ!!
こりゃいいや、ってことで、もう、ほとんど毎日、池袋からサンシャイン劇場まで、大塚経由で行ったり、雑司ヶ谷・護国寺経由で行ったりと、遠回りのし放題。油断すると、池袋と目白の間の高低差はデカイので大変なことになります。一度、高田馬場まで行ったら、帰りは泣きそうでした……。
で、休憩時間のたびに、歩きだとちょっと難しかったところまでちゃちゃーっと走っていく、ってことを繰り返して、なんと悲願の「池袋東口のラーメン店全店制覇」を達成いたしましたっ!!どこまでを「ラーメン店」と呼ぶか、という定義の問題もあるのですが、それまでに食べてきたところを含めれば約70軒。今公演だけで、●●軒(←食べログで数える)は行ったと思います。
いやーーー、バカですねーーーっ!!
ほんとに、僕、辛いことやキツイことは大嫌いなんですが、ラーメンのためならなんでもできる、ってところがほんとにバカです。おそらく、もうちょい自転車に慣れてくれば、今度は池袋西口や、ラーメン天国である早稲田・高田馬場もうまいルートを見つけて出張しちゃおうか、と目論んでおります。が、いやいかん、基本は、サンシャイン劇場にお芝居を観に来てくださる皆さんのためのグルメマップを作りたい、というのもあるわけですので、やはり、東口のまたなんらかのお店をしらみつぶしにしていこうかな、と思います。
あ、もちろん地元・府中でも同じことをやっていて、休みの日は前日がどんなに遅くても9時起床。スパッと起きて、食べログの地図検索を利用して自転車で行けそうな範囲の美味しそうなラーメン屋(←なんでここまで好きなんだろう……)を探し、スタート。お昼ちょい前に着くのがコツ。行列店だったら、たいてい11時開店ですから開店前に行きます。
現在、武蔵小金井、国分寺北口、西国分寺、中河原、分倍河原、東府中、是政、なんてところまで攻撃中っ!!
チャリだと、歩きと違って、「遠くまで来過ぎちゃった……。帰りが気が遠くなるぅぅぅ……」というアホなことがあまり無いので、安心です。が、40分以上こいでいると尾てい骨が痛くなりますな、ママチャリは。今度、座席用のクッションを買おうと思いながらまだ買ってないんですが。
ところが、このチャリ生活には問題が。
東京は、もう、亜熱帯気候になってしまい、「ゲリラ豪雨」と呼ばれる強烈なにわか雨が突然来るようになってきたのですね。なので、おサイフとかハードディスクが入ったバッグと一眼レフを持っているので、濡らしてしまったら大変なことになります。
そこで、僕の自転車の荷台には、常にゴミ袋が入っておりまして。ぽつぽつ来たら、荷物をまるごとその中に入れて、大急ぎで駐輪できる場所にダッシュする、という手法を取っております。
が、実は、今夏の池袋暮らしでは、一度しかそのゴミ袋は使いませんでした。
なぜか。
……予防策を取ったからです。
「予防策って、ゲリラ雷雨って天気予報も間に合わないくらいにいきなり来るからゲリラって言うんでしょ?!」と思われたあなた。ちっちっちっちっ。(←人差し指を立てて左右に振りながら)
今、携帯の有料サービス「ウェザーニュース」が熱いんです。
「ウェザーニュース……天気予報?気象庁でしょ?」と思ったあなた。ちっちっちっちっ。
なんと、天気予報を仕事にしている、世界最大の民間の気象情報会社が「株式会社ウェザーニューズ」。そこのウェブサイト&携帯サイトが、「ウェザーニュース」なのです。
JRの新型車両のテレビで時々やっている天気予報はここのコンテンツですよーん。
で、実は「ゲリラ雷雨」という言葉は、この会社の天気予報が元ネタ。すごいですねー。
そのウェザーニュースで、去年2008年から始まったのが、「ゲリラ雷雨メール」。と同時に、「ゲリラ雷雨防衛隊員」が募集されまして。で、僕は実はその隊員なのです。
これは、ゲリラ雷雨が来そうな雲を発見したら、携帯で写真を撮って防衛隊に送ると、それがサイトに掲載され、ウェザーニュースの専門家がそれらを逐一プロの目でチェックして、本当に来そう、と判断した場合に「ゲリラ雷雨メール」を、その地域の人たちに送る、というシステムなのです。
……本当に、参加している、みんなの役に立っている、と実感しちゃうんですよぉ……。
そして毎晩、体長から「本日の振り返り」というメールが届き、「退院諸君、本日も空の監視ご苦労であった」みたいな隊長からっぽいメールが届き、その日の反省や新知識や隊員の功績を称えるページへのリンクが付いていたりするのです。
いやーーー、まさか気象をエンターテインメントにしてしまうなんて、誰も思いつかなかったことですね。
しかも、まさに、みんなで力を合わせてゲリラ雷雨の被害を未然に防ごうと本気で思っている会社なんて、世の中にここしかありませんってば。
……と、話が長くなりましたが、そういうわけで僕はゲリラ雷雨防衛隊員でもあるので「降りそう」な雲と風に敏感なのです。
この「降りそうな雲と風」について語り始めると本が一冊書けそうなので書きませんが……。
逆に、「このくらいの雲なら、あと15分は大丈夫だな」という判断もできるので、降られずにほぼひと月の池袋自転車生活を終えることができたのでした。
その日の天気を知っておくことは、興行をやっている人間にとっては当然の感性だと思うのですけど、自転車生活によって、より一層その感度が上がった、という感じでしょうか。
ただ情報を利用するだけではなくて、自分も提供することで知識を得ることができ、感性を磨くことができるわけですから。
この夏は、チャリと池袋東口のラーメンとゲリラ雷雨防衛隊と新選組で駈け抜けた熱い夏でしたっ!!……て、まだ終ってないっつーのっ!!
……ちなみに、僕のチャリは、名古屋公演行きの大道具のトラックに載せてもらっちゃいましたっ!!
宅配便とかで送ろうとしたらすんごい値段になるから現地で買った方が安い、って感じなのですけど、劇団公演の大道具に比べたら、チャリなんて微々たるものですし、芝居に自転車が出てきたと思えばなんてことないわけですからねっ!!(←でも私物でしょっ?!)……ごめんなさい、舞台監督の矢島さん……。
というわけで、行き慣れた名古屋・名鉄ホール、大阪・シアターBRAVA!でも、ホテルと劇場の行き来の「チャリで遠回りしながらラーメン屋さん巡り大作戦」で体重62.5kg、正常血糖値維持を続けていきたいと思いますっ!!
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「どうしたら、1日30分も歩けるんですか?」というご質問をいただきました。
そもそも僕は、忙しいというかやるべきこととやりたいことがいっぱいある人なので、1分でも1秒でもMacの前にいたいのです。でも、動かなきゃ死んじゃうよ、と言われたわけです。
となったら、動かなければならないわけですが、体育会系の人と違って、僕は「身体を鍛えるために」という前提がありえないのです。
で、動機付けをどうするか、を考えました。
(1)負荷がかかることはしない
坂道を上る、山に登る、走る、などなど、いわゆるキツいことはしないんです。
神戸にいるときは、山の上の新神戸から、下り坂を一気に三宮まで高速歩行で歩き、そこから賑やかな商店街をきょろきょろしながらしばらく行っていなかったお店とかそう言えばここは面白いよね、というブログネタ探しをしつつカメラを片手に元町まで歩き、気分が乗れば海を見に行ったり中華街を往復したりして、また三宮まで戻って、そこからバスに乗って上り坂をラクして上り、劇場入りするんです。
歌舞伎町にいるときは、あの危ないように見える街を、全ての区画を歩いてやる、っていう覚悟で、今日は東側を制覇、今日は西側を制覇、と決めて歩き回り、知らないラーメン屋を一軒見つけてそこで昼飯を食べることに決めるのです。食べた後は、わざわざ大久保方面に行き、ぐるっと回って知らない道を高速歩行で通過していくわけです。
一眼レフを持っていると、警官もYさんも声を掛けてきませんので安心です。
サンシャイン劇場での公演の時は、もう最短距離は確立できたので、楽しい行き方を模索します。春は桜を眺めながら行けるルートを開発しましたので、夏は「できるだけ涼しいルート」を開発したいと思っています。
と、そんなふうにお客さんが喜んでくださることを発見するために歩き回り、それで距離を稼いでいく、というわけです。
ただ自分の健康のためだけに何かをする、というのは、僕には不可能ですね。
(2)人がいないところを歩く。
歩いていると、景色からいろんな情報が入ってきます。
いろんな情報が入ってくると、次々といろんなアイディアが浮かんできます。
それを、立ち止まってメモしていては意味がありません。
そのため、マッチ箱くらいの小さなメモ帳を見つけて購入し、高速歩行しながら書き込んでいます。それを「ミニいいことノート」と呼んでいます。
あと、一応社長ですから、歩いている間に何か面倒が起きている可能性もあるので、メールチェックも欠かせません。
そういう時は、一本裏道に入って、対向してくる人がいないのを確認して携帯を取り出します。車を運転する要領で、正面を見ている時間を10としたら、携帯の画面を見ている時間が3、景色を見ている時間を3、左右後方を確認する時間を2、くらいの比率で、事故が起きないように気をつけながら歩き続けます。
こんなふうにかつて運転免許を持っていたことが役に立つときが来るとは思いませんでした。
あ、睡眠時無呼吸症候群であることがわかった時点で、僕は運転免許を更新しませんでした。死んじゃいますからね。手術して治ったとしても、もう、一生車は運転しません。しばらく運転していないと、もう、恐くて恐くて……。
(3)気軽に休憩する。
喉が乾いたり、暑くて暑くてたまらなくなった時には、目標歩行時間を達成していなくても、気軽に喫茶店に入ります。
熱中症になってしまっては意味がありませんからね。
ここで、自動販売機で飲み物を買ってしまわないのがポイント。
喫茶店に入って、注文をしてからトイレに入って、思いっきり顔を洗っちゃうんです。
これが、めちゃめちゃリフレッシュになるんです。
女性は、メイクとかの事情があってできないことだとは思いますが、じゃばじゃばと顔を洗うと、ものすごい気分転換になるんですよ。そして、個室に入って、おもむろに着替えを取り出して、着替えちゃうのです。
特に夏は、Tシャツは3枚くらい持って出かけますので。
それで、冷たい飲み物を飲んで、身体の中の熱気が落ち着くまで待って、再び歩きに出かけるのです。
あんまり、「30分続けて歩かなきゃ」とか自分で勝手に決めないで、「最終的に30分歩いてればいーんじゃないの?」と気軽に歩く、というのがコツなのではないでしょうか。
まぁ、僕はそれで結果的に15kg落ちちゃったわけですし。
(4)カメラを持って歩く。
街、というのは、本当におもしろいものです。
特に、歩くことを本気でやり始めてから、今まで普通に見ていた景色がどんどん違うものに見えてきてしまうのです。
「あっ、ここにこんなのあったっけ?」とか、「ん?この道、歩いたことないじゃん?」とか、そんな発見が毎日あります。
で、そんな「ちょっと気になる」とか「ちょっとおもしろい」というのを、人に見せることを前提としないで、なんでもかんでも写真に撮っておくのです。
そうしているうちに、間違いなく写真の腕はあがります。
僕の場合、劇団のスナップ写真を撮ったり舞台写真を撮ったりするのが本業(?)でカメラを持ち歩いているのですが、この数ヶ月、間違いなく「おもしろいもの」や「キレイなもの」をキャッチするアンテナの感度が上がったな、と確信しています。
ブログやmixiをやっている方は、「100枚に1枚くらいをアップする」くらいの気軽さで、是非是非、試してみてください。
(5)「一駅手前で下りて歩きましょう」
……と、よくメタボ関係の本とかサイトとかに書いてあります。
……そんなキツそうなこと、できっかよっ!!
と、僕は思いました。
なので、僕がやった方法は、いつも降りる駅で降りて、自宅とは反対方向に行き、カメラを持って一本一本の路地を歩き回る、ということでした。
今まで何十年も住んできたこの街に、自分が知らなかったお店があり、いろんな人がいる、ということがわかってきて、同じところを何度もぐるぐる回ってみたりしていました。
そうしているうちに、この道の先はどうなっているんだろう?とか、そう言えば電車から見えたあの神社って、行ったことないよな、とか、欲が湧いてきて、なんと本当にひと駅手前で下りて歩いてみてしまったのですっ!!
まぁ、電車の一駅なんて、3kmとか4kmとかですから、たいしたことないんですよ。
でも、念仏のように「一駅前で下りて歩け」と言われてきたことが災いして、いかにもメタボ克服のための、普通の人はしない特殊なこと、みたいな感じがしていたのです。
でも、メタボ克服のためじゃなく、もっとこの街を楽しみたい、もっとおもしろいものを見てみたい、という自分の根源的な欲求から一駅手前で下りてしまったわけです。
これは、画期的です。
いやーーーー、楽しかったですねー。
あの道は、ここに続いていて、こんなところにこんなもんがあったのかぁっ!!と、観光地に来たかのようにウキウキしてしまいました。
あっという間の1時間が過ぎて帰宅した頃には、ものすごい数の写真がたまっていました。
次の目標は、一駅向こうで下りて歩いて帰ってくる、と、自宅から5km圏内の、通勤には使わない面倒な路線の駅で降りて歩いて帰ってくる、ということなのですっ!!
すでに、Googleマップで調査済み。そのうえ、食べログで美味しそうなお店もチェック済み。早く夏にならないかなぁ……!!
そもそも僕は、忙しいというかやるべきこととやりたいことがいっぱいある人なので、1分でも1秒でもMacの前にいたいのです。でも、動かなきゃ死んじゃうよ、と言われたわけです。
となったら、動かなければならないわけですが、体育会系の人と違って、僕は「身体を鍛えるために」という前提がありえないのです。
で、動機付けをどうするか、を考えました。
(1)負荷がかかることはしない
坂道を上る、山に登る、走る、などなど、いわゆるキツいことはしないんです。
神戸にいるときは、山の上の新神戸から、下り坂を一気に三宮まで高速歩行で歩き、そこから賑やかな商店街をきょろきょろしながらしばらく行っていなかったお店とかそう言えばここは面白いよね、というブログネタ探しをしつつカメラを片手に元町まで歩き、気分が乗れば海を見に行ったり中華街を往復したりして、また三宮まで戻って、そこからバスに乗って上り坂をラクして上り、劇場入りするんです。
歌舞伎町にいるときは、あの危ないように見える街を、全ての区画を歩いてやる、っていう覚悟で、今日は東側を制覇、今日は西側を制覇、と決めて歩き回り、知らないラーメン屋を一軒見つけてそこで昼飯を食べることに決めるのです。食べた後は、わざわざ大久保方面に行き、ぐるっと回って知らない道を高速歩行で通過していくわけです。
一眼レフを持っていると、警官もYさんも声を掛けてきませんので安心です。
サンシャイン劇場での公演の時は、もう最短距離は確立できたので、楽しい行き方を模索します。春は桜を眺めながら行けるルートを開発しましたので、夏は「できるだけ涼しいルート」を開発したいと思っています。
と、そんなふうにお客さんが喜んでくださることを発見するために歩き回り、それで距離を稼いでいく、というわけです。
ただ自分の健康のためだけに何かをする、というのは、僕には不可能ですね。
(2)人がいないところを歩く。
歩いていると、景色からいろんな情報が入ってきます。
いろんな情報が入ってくると、次々といろんなアイディアが浮かんできます。
それを、立ち止まってメモしていては意味がありません。
そのため、マッチ箱くらいの小さなメモ帳を見つけて購入し、高速歩行しながら書き込んでいます。それを「ミニいいことノート」と呼んでいます。
あと、一応社長ですから、歩いている間に何か面倒が起きている可能性もあるので、メールチェックも欠かせません。
そういう時は、一本裏道に入って、対向してくる人がいないのを確認して携帯を取り出します。車を運転する要領で、正面を見ている時間を10としたら、携帯の画面を見ている時間が3、景色を見ている時間を3、左右後方を確認する時間を2、くらいの比率で、事故が起きないように気をつけながら歩き続けます。
こんなふうにかつて運転免許を持っていたことが役に立つときが来るとは思いませんでした。
あ、睡眠時無呼吸症候群であることがわかった時点で、僕は運転免許を更新しませんでした。死んじゃいますからね。手術して治ったとしても、もう、一生車は運転しません。しばらく運転していないと、もう、恐くて恐くて……。
(3)気軽に休憩する。
喉が乾いたり、暑くて暑くてたまらなくなった時には、目標歩行時間を達成していなくても、気軽に喫茶店に入ります。
熱中症になってしまっては意味がありませんからね。
ここで、自動販売機で飲み物を買ってしまわないのがポイント。
喫茶店に入って、注文をしてからトイレに入って、思いっきり顔を洗っちゃうんです。
これが、めちゃめちゃリフレッシュになるんです。
女性は、メイクとかの事情があってできないことだとは思いますが、じゃばじゃばと顔を洗うと、ものすごい気分転換になるんですよ。そして、個室に入って、おもむろに着替えを取り出して、着替えちゃうのです。
特に夏は、Tシャツは3枚くらい持って出かけますので。
それで、冷たい飲み物を飲んで、身体の中の熱気が落ち着くまで待って、再び歩きに出かけるのです。
あんまり、「30分続けて歩かなきゃ」とか自分で勝手に決めないで、「最終的に30分歩いてればいーんじゃないの?」と気軽に歩く、というのがコツなのではないでしょうか。
まぁ、僕はそれで結果的に15kg落ちちゃったわけですし。
(4)カメラを持って歩く。
街、というのは、本当におもしろいものです。
特に、歩くことを本気でやり始めてから、今まで普通に見ていた景色がどんどん違うものに見えてきてしまうのです。
「あっ、ここにこんなのあったっけ?」とか、「ん?この道、歩いたことないじゃん?」とか、そんな発見が毎日あります。
で、そんな「ちょっと気になる」とか「ちょっとおもしろい」というのを、人に見せることを前提としないで、なんでもかんでも写真に撮っておくのです。
そうしているうちに、間違いなく写真の腕はあがります。
僕の場合、劇団のスナップ写真を撮ったり舞台写真を撮ったりするのが本業(?)でカメラを持ち歩いているのですが、この数ヶ月、間違いなく「おもしろいもの」や「キレイなもの」をキャッチするアンテナの感度が上がったな、と確信しています。
ブログやmixiをやっている方は、「100枚に1枚くらいをアップする」くらいの気軽さで、是非是非、試してみてください。
(5)「一駅手前で下りて歩きましょう」
……と、よくメタボ関係の本とかサイトとかに書いてあります。
……そんなキツそうなこと、できっかよっ!!
と、僕は思いました。
なので、僕がやった方法は、いつも降りる駅で降りて、自宅とは反対方向に行き、カメラを持って一本一本の路地を歩き回る、ということでした。
今まで何十年も住んできたこの街に、自分が知らなかったお店があり、いろんな人がいる、ということがわかってきて、同じところを何度もぐるぐる回ってみたりしていました。
そうしているうちに、この道の先はどうなっているんだろう?とか、そう言えば電車から見えたあの神社って、行ったことないよな、とか、欲が湧いてきて、なんと本当にひと駅手前で下りて歩いてみてしまったのですっ!!
まぁ、電車の一駅なんて、3kmとか4kmとかですから、たいしたことないんですよ。
でも、念仏のように「一駅前で下りて歩け」と言われてきたことが災いして、いかにもメタボ克服のための、普通の人はしない特殊なこと、みたいな感じがしていたのです。
でも、メタボ克服のためじゃなく、もっとこの街を楽しみたい、もっとおもしろいものを見てみたい、という自分の根源的な欲求から一駅手前で下りてしまったわけです。
これは、画期的です。
いやーーーー、楽しかったですねー。
あの道は、ここに続いていて、こんなところにこんなもんがあったのかぁっ!!と、観光地に来たかのようにウキウキしてしまいました。
あっという間の1時間が過ぎて帰宅した頃には、ものすごい数の写真がたまっていました。
次の目標は、一駅向こうで下りて歩いて帰ってくる、と、自宅から5km圏内の、通勤には使わない面倒な路線の駅で降りて歩いて帰ってくる、ということなのですっ!!
すでに、Googleマップで調査済み。そのうえ、食べログで美味しそうなお店もチェック済み。早く夏にならないかなぁ……!!
僕がお世話になった病院の栄養指導の先生がおっしゃっていた「糖質制限食」のやり方が、この本にほぼ同じように出ていました。
糖尿病じゃないまでも、メタボリックが心配な方は、やはり炭水化物の摂取を減らすことに挑戦してみては如何でしょうか。
炭水化物を減らすとボーッとしませんか、とか、頭が回らなくなりませんか、とよく聞かれますが、僕の場合は一応ずっと食前食後に血糖値を自分で測定していますので、二度ほど低血糖になってしまった時以外は全くなんの問題も起きておりません。
それは、僕の本業のブログやSNSなどをご覧いただければ、全くその勢いに衰えがないことからもわかるかと思います……。
糖尿病じゃないまでも、メタボリックが心配な方は、やはり炭水化物の摂取を減らすことに挑戦してみては如何でしょうか。
炭水化物を減らすとボーッとしませんか、とか、頭が回らなくなりませんか、とよく聞かれますが、僕の場合は一応ずっと食前食後に血糖値を自分で測定していますので、二度ほど低血糖になってしまった時以外は全くなんの問題も起きておりません。
それは、僕の本業のブログやSNSなどをご覧いただければ、全くその勢いに衰えがないことからもわかるかと思います……。
日本人の成人の20パーセントは糖尿病予備軍だそうです。
30代以上のあなた、実は、健康診断でいろいろ言われてませんかーっ?!
1月に「糖尿病&高脂血症」とまで言われてしまった僕が、公演が終わったからと言って安心してるなんてことはありえませんっ!!やってますよー、いろんなこと。
てなわけで、今日は5月8日ゴーヤの日、ということも含めて楽しく高血糖と戦ったこの数週間のことをご報告いたしますっ!!
(1)ゴーヤ+泡盛は、確実に血糖値を上げない。
『きみがいた時間 ぼくのいく時間』大阪公演では、毎日沖縄料理屋さんで23時過ぎに深夜食を食べていました。
なにしろ劇場に入って、出るのが22時半。劇場にいる間はご飯を食べる暇なんてなかったので、くたくたになって劇場を出てからぺこぺこなお腹を満たすしかないわけです。
これがかつての僕には中性脂肪や内臓脂肪を増加させる原因となっていたわけです。朝はご飯は確実に食べて、昼飯、夕食は揚げ物のお弁当、そして深夜食はビールとラーメンと焼肉、とかでしたから。
がっ。
病院の糖尿病栄養指導の先生からナイスアイディアをおうかがいしました。「どうしても深夜に食べなければならない場合は、それを夕食として3食を組み立てていくように考えてください」。
な・なるほど……!!
そんなわけで、昼の回がある時は、7時ぐらいに起きてもすぐには食べないで、仕事をしてお茶を飲みながら自分のお腹をごまかして12時前に一食め。そこから6時間開けて、18時前後の開場時間あたりに二食目。そして終演後の23時過ぎに三食目。そして寝るのが3時すぎ。そして9時過ぎに起きる。そんなふうにして、公演中の生活を組み立てていきました。
なおかつ、たとえば扇町の激ウマ沖縄料理「てぃーあんだ」で飲んで食った後は、そこからホテルまで歩いて帰ります。4〜5キロは稼げますから、4〜50分、というところ。僕にとっては、充分な運動量です。
これをやっている日々の中で、1回だけゴーヤが品切れの日がありました。かわりにナーベラチャンプルー(沖縄のへちま炒め)を食べて、これはこれでめっちゃくちゃ美味しかったのですが、なんと、食後2時間の血糖値はゴーヤの日よりも高かったのです!!と言っても、炭水化物を摂ってしまった日ほどではないのですけど。
で、ある日、お昼ご飯にコンビニで買ってきたゴーヤチャンプルーと「たまご豆腐そうめん風」と野菜サラダを食べました。がっ!! 炭水化物を摂ってないのに、これまた、ゴーヤチャンプルーを食べながら泡盛を飲んだ日よりも、食後2時間血糖値は高かったのです。
わかりませんが、なんか、「ゴーヤ+泡盛」に、何かヒミツがあるような気がしてなりませんっ!!
専門家の方、是非研究してみてくださいませ。
(2)カラオケは相当な運動量に匹敵する。
神戸公演で火が点いた、僕のカラオケ熱。
そもそも、キャラメルボックスのオリジナル曲がジョイサウンドの「うたスキ」に入った、ということがきっかけで、数十年ぶりにカラオケなんてものに行ってみたわけですな。
昔、キャラメルボックスが少人数だった頃にやっていた年末の温泉旅行では僕が必ずみんながどんなに嫌がっても内山田洋とクールファイブの「そして神戸」を歌う、というのが恒例だったわけですが、震災を境に封印しておりまして。が、数年前にとあるきっかけで解禁いたしました。この話は、話せば長いのでまた。
で、「えーー、カラオケでキャラメルの歌が歌える、って、別に、特に、なんかいいことあるのかなー」と思いながらジョイサウンドの方のお誘いを受けてみたわけです。
がっ。
キャラメルボックスのSNS「Caramelland」に、カラオケの強者がたくさんいたのです。で、彼らが、ものすごい得点をたたき出していくのです。「すげーなー」と思って見ていたのですが、なんと曲を創って歌った本人達よりもいい点を出していたりするわけです。……どんな仕掛けなのか探りたくなったりしませんか……?!
で、まぁ、そういう楽しいことは置いといて、みんなで楽しく飲んだり食べたりしながらやるカラオケじゃなくて、高得点を目指して(目指す、だけですが)、1日に1〜3時間、カラオケボックスに一人で行って、全曲を座らないで立って本気でリズムを取りながらビブラートをかけつつ、腹式呼吸でデカイ声で歌い続けると、なんと、驚異的に血糖値が下がってるんです。あ、もちろん、飲んじゃった場合はその後に2キロぐらいは歩いて帰ってくるわけですけれども。
と同時に、実は公演の合間なのをいいことに、試しに3日連続カラオケ、というのを試してみたのですっ!!そうしたらなんとっ!!血糖値の改善はもちろん、た・体重が減っちまったんですーーーっ!!
ただでさえ、62キロを切って大学生時代の体重に突入していたのに、なんと今朝は60.5キロ!!
これは、高校時代にベルボトムのジーンズをはいてロンドンブーツをはいてた頃の体重ですってばっ!!
しかも、たった3日続けてみただけなのに、確実にお腹が硬くなってるんです。
あれは、間違いなく腹筋を鍛えますね。
『トリツカレ男』の頃は33インチのジーンズだったのですが、先日買ったのは29インチ。それが、今はもう緩くなっているのです……!!
そうそう、歌うときには、立って歌うのももちろんですが、かかとを上げながらテニスのフットワークのように全身でテンポを取るともっとエネルギーが消費されていくように思います。
ネビュラの「身体鍛え担当」こと元ボクサー&役者の清水誉雄が、今日いきなり僕の後ろから接近してきて、「ちょっと、触っていいですか」って言ってきました。で、肩とか背中とかを触って「ホネ出てるじゃないですかぁっ!!くぅぅぅっ!!いーっすねーっ!!次はボクシングですよーっ!!上半身鍛えましょうっ!!」なんて言ってましたが、いやいや、好きなことをするのが一番。君がボクシングなら、オレは歌うよ。
なんたって、歌は好きなのに、昔は「キー」なんてことはわからなかったので「あー、オレは声の幅が狭いから歌える歌が少ないんだぁ……。いーなー、好きにいろんな歌を歌える連中は……。気持ち良く歌が歌える人たちはいーなー」と、ものすごいコンプレックスを持っていたのでした。だから、歌う側じゃなくて選曲&音楽監督という立場に立ったわけですけど。
ところが、「うたスキ」では自由自在にキーが変えられるので、自分が歌いやすい音域で好きな歌を好きなだけ歌い続けられるわけです。口ずさむだけでせいいっぱいだった小田和正さんやさだまさしさんの歌を、自分の音域で歌える、っていうのは至福の時間ですよ。
で、しかも、現在はハーフタイムシアターの選曲期間。歌っていると、「あっ、あの曲、もしかしてっ!!」なんていうインスピレーションが突然降ってきたりして、一挙両得。(←これは僕だけの両得ですが)
そんなわけで、「歌は好きだけど、上手じゃないからなぁ……」なんて思ってたあなた。繰り返すことです。そして、自分の得意な音域を見つけることです。気持ちいいですよーっ!!気持ちいい上に確実にシェイプアップに繋がる、なんてこの上ないことじゃないですか。
オススメです。
30代以上のあなた、実は、健康診断でいろいろ言われてませんかーっ?!
1月に「糖尿病&高脂血症」とまで言われてしまった僕が、公演が終わったからと言って安心してるなんてことはありえませんっ!!やってますよー、いろんなこと。
てなわけで、今日は5月8日ゴーヤの日、ということも含めて楽しく高血糖と戦ったこの数週間のことをご報告いたしますっ!!
(1)ゴーヤ+泡盛は、確実に血糖値を上げない。
『きみがいた時間 ぼくのいく時間』大阪公演では、毎日沖縄料理屋さんで23時過ぎに深夜食を食べていました。
なにしろ劇場に入って、出るのが22時半。劇場にいる間はご飯を食べる暇なんてなかったので、くたくたになって劇場を出てからぺこぺこなお腹を満たすしかないわけです。
これがかつての僕には中性脂肪や内臓脂肪を増加させる原因となっていたわけです。朝はご飯は確実に食べて、昼飯、夕食は揚げ物のお弁当、そして深夜食はビールとラーメンと焼肉、とかでしたから。
がっ。
病院の糖尿病栄養指導の先生からナイスアイディアをおうかがいしました。「どうしても深夜に食べなければならない場合は、それを夕食として3食を組み立てていくように考えてください」。
な・なるほど……!!
そんなわけで、昼の回がある時は、7時ぐらいに起きてもすぐには食べないで、仕事をしてお茶を飲みながら自分のお腹をごまかして12時前に一食め。そこから6時間開けて、18時前後の開場時間あたりに二食目。そして終演後の23時過ぎに三食目。そして寝るのが3時すぎ。そして9時過ぎに起きる。そんなふうにして、公演中の生活を組み立てていきました。
なおかつ、たとえば扇町の激ウマ沖縄料理「てぃーあんだ」で飲んで食った後は、そこからホテルまで歩いて帰ります。4〜5キロは稼げますから、4〜50分、というところ。僕にとっては、充分な運動量です。
これをやっている日々の中で、1回だけゴーヤが品切れの日がありました。かわりにナーベラチャンプルー(沖縄のへちま炒め)を食べて、これはこれでめっちゃくちゃ美味しかったのですが、なんと、食後2時間の血糖値はゴーヤの日よりも高かったのです!!と言っても、炭水化物を摂ってしまった日ほどではないのですけど。
で、ある日、お昼ご飯にコンビニで買ってきたゴーヤチャンプルーと「たまご豆腐そうめん風」と野菜サラダを食べました。がっ!! 炭水化物を摂ってないのに、これまた、ゴーヤチャンプルーを食べながら泡盛を飲んだ日よりも、食後2時間血糖値は高かったのです。
わかりませんが、なんか、「ゴーヤ+泡盛」に、何かヒミツがあるような気がしてなりませんっ!!
専門家の方、是非研究してみてくださいませ。
(2)カラオケは相当な運動量に匹敵する。
神戸公演で火が点いた、僕のカラオケ熱。
そもそも、キャラメルボックスのオリジナル曲がジョイサウンドの「うたスキ」に入った、ということがきっかけで、数十年ぶりにカラオケなんてものに行ってみたわけですな。
昔、キャラメルボックスが少人数だった頃にやっていた年末の温泉旅行では僕が必ずみんながどんなに嫌がっても内山田洋とクールファイブの「そして神戸」を歌う、というのが恒例だったわけですが、震災を境に封印しておりまして。が、数年前にとあるきっかけで解禁いたしました。この話は、話せば長いのでまた。
で、「えーー、カラオケでキャラメルの歌が歌える、って、別に、特に、なんかいいことあるのかなー」と思いながらジョイサウンドの方のお誘いを受けてみたわけです。
がっ。
キャラメルボックスのSNS「Caramelland」に、カラオケの強者がたくさんいたのです。で、彼らが、ものすごい得点をたたき出していくのです。「すげーなー」と思って見ていたのですが、なんと曲を創って歌った本人達よりもいい点を出していたりするわけです。……どんな仕掛けなのか探りたくなったりしませんか……?!
で、まぁ、そういう楽しいことは置いといて、みんなで楽しく飲んだり食べたりしながらやるカラオケじゃなくて、高得点を目指して(目指す、だけですが)、1日に1〜3時間、カラオケボックスに一人で行って、全曲を座らないで立って本気でリズムを取りながらビブラートをかけつつ、腹式呼吸でデカイ声で歌い続けると、なんと、驚異的に血糖値が下がってるんです。あ、もちろん、飲んじゃった場合はその後に2キロぐらいは歩いて帰ってくるわけですけれども。
と同時に、実は公演の合間なのをいいことに、試しに3日連続カラオケ、というのを試してみたのですっ!!そうしたらなんとっ!!血糖値の改善はもちろん、た・体重が減っちまったんですーーーっ!!
ただでさえ、62キロを切って大学生時代の体重に突入していたのに、なんと今朝は60.5キロ!!
これは、高校時代にベルボトムのジーンズをはいてロンドンブーツをはいてた頃の体重ですってばっ!!
しかも、たった3日続けてみただけなのに、確実にお腹が硬くなってるんです。
あれは、間違いなく腹筋を鍛えますね。
『トリツカレ男』の頃は33インチのジーンズだったのですが、先日買ったのは29インチ。それが、今はもう緩くなっているのです……!!
そうそう、歌うときには、立って歌うのももちろんですが、かかとを上げながらテニスのフットワークのように全身でテンポを取るともっとエネルギーが消費されていくように思います。
ネビュラの「身体鍛え担当」こと元ボクサー&役者の清水誉雄が、今日いきなり僕の後ろから接近してきて、「ちょっと、触っていいですか」って言ってきました。で、肩とか背中とかを触って「ホネ出てるじゃないですかぁっ!!くぅぅぅっ!!いーっすねーっ!!次はボクシングですよーっ!!上半身鍛えましょうっ!!」なんて言ってましたが、いやいや、好きなことをするのが一番。君がボクシングなら、オレは歌うよ。
なんたって、歌は好きなのに、昔は「キー」なんてことはわからなかったので「あー、オレは声の幅が狭いから歌える歌が少ないんだぁ……。いーなー、好きにいろんな歌を歌える連中は……。気持ち良く歌が歌える人たちはいーなー」と、ものすごいコンプレックスを持っていたのでした。だから、歌う側じゃなくて選曲&音楽監督という立場に立ったわけですけど。
ところが、「うたスキ」では自由自在にキーが変えられるので、自分が歌いやすい音域で好きな歌を好きなだけ歌い続けられるわけです。口ずさむだけでせいいっぱいだった小田和正さんやさだまさしさんの歌を、自分の音域で歌える、っていうのは至福の時間ですよ。
で、しかも、現在はハーフタイムシアターの選曲期間。歌っていると、「あっ、あの曲、もしかしてっ!!」なんていうインスピレーションが突然降ってきたりして、一挙両得。(←これは僕だけの両得ですが)
そんなわけで、「歌は好きだけど、上手じゃないからなぁ……」なんて思ってたあなた。繰り返すことです。そして、自分の得意な音域を見つけることです。気持ちいいですよーっ!!気持ちいい上に確実にシェイプアップに繋がる、なんてこの上ないことじゃないですか。
オススメです。
「ハイテク」を活用する
■GoogleDocs
■メディセーフミニ
■携帯で食事を撮影して自分に送っておく
血糖値を下げたい。中性脂肪値を下げたい。γ-GTPを下げたい。体重を落したい。
いろんな目標があった時、まず最初に何をするか、というと、ついつい突然早起きして走っちゃったり、高いお金を払ってスポーツクラブに登録しちゃったり、と、「目標のためにやるべきこと」を高く置きすぎたりして、あっという間に挫折する、というケースが多いように思います。
まぁ、これって、自分がかつてやってしまったことの実話なのですけど。
自分なんて、そんなに意志の強い人間じゃないのに、「やらなきゃ」ってふうに気が焦ると逆にできもしない新たな目標を作っちゃうんですね。
僕の場合は何度もそれで失敗してきたので、今回は全く姿勢を変えました。
まず最初にしたのは、とにかく数値を測ること。血糖値と、体重だけ、ですけど。
体脂肪計付き体重計はすでに持っていたのでそのまま使用。血糖値は、「メディセーフミニ」にしました。
そして、「血糖コントロールの指標と評価」という表を一番見えやすいところに貼り出して、「優・良・可・不可」と書いてある指標の数値のどこに自分が今いるのかを、測るごとにチェック。数値内にいない、ということがわかったら、とりあえず、次に測るときまでにはなんとかしておこう、と対策を考えます。
で、それらを、表にして記録していくために、「Google Docs」を利用しました。
まず最初にマイクロソフトエクセルで縦軸に一日の予定を。横軸に日付を。それだけの表を作って、起床時間、朝昼晩の食前と食後2時間の血糖値と計測時間を入力する欄を。その間に、食べた内容とその食事開始時間を入力する欄を。あとは、その日の運動内容を書く欄と、就寝時間の入力欄。
これだけやって、「Google Docs」にアップロード。
エクセルの表が、ほぼそのままネット上で使えるので、仕事でどこに行ってもいちいちエクセルのファイルを持ち歩かなくても気軽に入力できるのです。
そのうえ、ブラウザはFirefoxを使って、「GoogleBrowserSync」というアドオンを使用。
これを導入すると、家でたくさんのタブを開いて見ていたページ(「Google Docs」のページも含む)を、仕事先のMacでもそのまんま引き継いで使うことができるのです。
これは、本当に便利。
いろんな原稿も、「Google Docs」を使って書きかけのままアップロードしておいて、気が向いたときに続きを書いておく、なんてこともできるわけです。
そして、意外に忘れてしまいがちなのが食事時間。
食事した時間ぐらい覚えてるよ、と思うかもしれませんが、1日にいろんなことが起きて、いろんな人と会って、いろんな仕事をしている日々の中で、食事の時間なんて意外なことに些末なこと。記憶の優先順位から行って、めちゃめちゃ低いんですね。
で、そんな忘れん坊の自分のために、食事を始めた瞬間や食事中にでも、ケータイで食べ物の写真を撮ってすぐに自分にメールしておきます。
そうすると、何を食べたか、何時に食べたか、ということがちゃんとあとからもわかる、というわけです。
こうして、自分の1日を事細かに記録していく、ということを数日続けていくと、だんだん自分がやっていることの傾向が見えてきます。
ラーメン食い過ぎ。
昼食と夕食の時間が近すぎ。
朝昼晩とちゃんと食べてるのに夜に飲みに行ってまた食べてる。
肉ばっかり食べてる。
豆腐と納豆を同時に食べてる。
ざるそばだけで済ましたので、野菜を摂っていないから血糖値が上がってる。
睡眠時間が短いと、血糖値は下がらない。
沖縄料理を食べた日には、なんと食後に血糖値が下がっている。
……などなど、自分なりの傾向が見えてきて、「じゃぁ、これを食べたらどうなる?」と、自分というマシンの機能を試してみたくなってきてしまうのです。
これはもう、Mac好きな僕としては、普段からやってきたことで、ウキウキもの。
この後やりそうなのは、ナイキとアップルのコラボで作ったiPod nanoとか、歩数計の導入ですかね。
でも、カロリー計算とか歩数を増やすとかって、なんというのか、どうにもちょっとショックがでかいというか、少なくなったときに自分を追い詰めるような気がして気が進まないのですな。
なので、当面は、このゆるーい感じの「血糖値下げ日記」を「Google Docs」で付けていく、ということだけをやっていこうと思っています。
■GoogleDocs
■メディセーフミニ
■携帯で食事を撮影して自分に送っておく
血糖値を下げたい。中性脂肪値を下げたい。γ-GTPを下げたい。体重を落したい。
いろんな目標があった時、まず最初に何をするか、というと、ついつい突然早起きして走っちゃったり、高いお金を払ってスポーツクラブに登録しちゃったり、と、「目標のためにやるべきこと」を高く置きすぎたりして、あっという間に挫折する、というケースが多いように思います。
まぁ、これって、自分がかつてやってしまったことの実話なのですけど。
自分なんて、そんなに意志の強い人間じゃないのに、「やらなきゃ」ってふうに気が焦ると逆にできもしない新たな目標を作っちゃうんですね。
僕の場合は何度もそれで失敗してきたので、今回は全く姿勢を変えました。
まず最初にしたのは、とにかく数値を測ること。血糖値と、体重だけ、ですけど。
体脂肪計付き体重計はすでに持っていたのでそのまま使用。血糖値は、「メディセーフミニ」にしました。
そして、「血糖コントロールの指標と評価」という表を一番見えやすいところに貼り出して、「優・良・可・不可」と書いてある指標の数値のどこに自分が今いるのかを、測るごとにチェック。数値内にいない、ということがわかったら、とりあえず、次に測るときまでにはなんとかしておこう、と対策を考えます。
で、それらを、表にして記録していくために、「Google Docs」を利用しました。
まず最初にマイクロソフトエクセルで縦軸に一日の予定を。横軸に日付を。それだけの表を作って、起床時間、朝昼晩の食前と食後2時間の血糖値と計測時間を入力する欄を。その間に、食べた内容とその食事開始時間を入力する欄を。あとは、その日の運動内容を書く欄と、就寝時間の入力欄。
これだけやって、「Google Docs」にアップロード。
エクセルの表が、ほぼそのままネット上で使えるので、仕事でどこに行ってもいちいちエクセルのファイルを持ち歩かなくても気軽に入力できるのです。
そのうえ、ブラウザはFirefoxを使って、「GoogleBrowserSync」というアドオンを使用。
これを導入すると、家でたくさんのタブを開いて見ていたページ(「Google Docs」のページも含む)を、仕事先のMacでもそのまんま引き継いで使うことができるのです。
これは、本当に便利。
いろんな原稿も、「Google Docs」を使って書きかけのままアップロードしておいて、気が向いたときに続きを書いておく、なんてこともできるわけです。
そして、意外に忘れてしまいがちなのが食事時間。
食事した時間ぐらい覚えてるよ、と思うかもしれませんが、1日にいろんなことが起きて、いろんな人と会って、いろんな仕事をしている日々の中で、食事の時間なんて意外なことに些末なこと。記憶の優先順位から行って、めちゃめちゃ低いんですね。
で、そんな忘れん坊の自分のために、食事を始めた瞬間や食事中にでも、ケータイで食べ物の写真を撮ってすぐに自分にメールしておきます。
そうすると、何を食べたか、何時に食べたか、ということがちゃんとあとからもわかる、というわけです。
こうして、自分の1日を事細かに記録していく、ということを数日続けていくと、だんだん自分がやっていることの傾向が見えてきます。
ラーメン食い過ぎ。
昼食と夕食の時間が近すぎ。
朝昼晩とちゃんと食べてるのに夜に飲みに行ってまた食べてる。
肉ばっかり食べてる。
豆腐と納豆を同時に食べてる。
ざるそばだけで済ましたので、野菜を摂っていないから血糖値が上がってる。
睡眠時間が短いと、血糖値は下がらない。
沖縄料理を食べた日には、なんと食後に血糖値が下がっている。
……などなど、自分なりの傾向が見えてきて、「じゃぁ、これを食べたらどうなる?」と、自分というマシンの機能を試してみたくなってきてしまうのです。
これはもう、Mac好きな僕としては、普段からやってきたことで、ウキウキもの。
この後やりそうなのは、ナイキとアップルのコラボで作ったiPod nanoとか、歩数計の導入ですかね。
でも、カロリー計算とか歩数を増やすとかって、なんというのか、どうにもちょっとショックがでかいというか、少なくなったときに自分を追い詰めるような気がして気が進まないのですな。
なので、当面は、このゆるーい感じの「血糖値下げ日記」を「Google Docs」で付けていく、ということだけをやっていこうと思っています。