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2024/11/23 13:11 |
歩けるようになりましたっ!!
 前の日記から続きます。
 
 「齋藤先生」とは、10年くらい前からお世話になっているカイロプラクティックの先生。
 
 「カイロプラクティック」と一言で言っても、実は「鍼灸師」や接骨院の「柔道整復師」のように日本の国家資格が無くて、胡散臭い人が混じっていたりするのでかなり気をつけなければいけないのです。
 「WHOの基準を満たした」とか、「アメリカのどうしたこうしたであーしたこーした」なんてことを掲げてやっても、特に法律に触れるわけでもないのです。
 
 そしてまた、「マッサージ」というお店があったとしても、そこの人が国家資格である「あん摩マツサージ指圧師」である可能性は実は低い、というのが現状で、「治療」を目的としてマッサージなり鍼灸なりをお願いするのであれば、免許を持っているかどうかを確認する必要がありますね。
 しかし、カイロプラクティックの場合にはそれが確認しようがないのです。
 
 ところが、齋藤先生との出会いは、ウチの健康相談担当で「整体の免許」を持ったかっつん。つまり、かっつんが持っている免許は国家資格でもなんでも無いのですが、この人、実は「なんでもオタク」。テーピングの講習にも、救急救命の講習にも通い、役者が舞台に立ち続けるために今何をするべきかを判断して的確な医療機関を紹介する、という「治療オタク」でもあったりするのです。
 そんなかっつんは、自らの身体を実験台に、次々といろんなそういうお店に通い、「しゃちょー、首痛いんだったら、もしかするとあそこがいいかもしれません。最初はウソくさいと思うかもしれませんが、宗教とか関係無くて、これこれしかじかで……」と、いろいろ教えてくれまして。
 要約しますと。
 「カイロプラクティック」は、もともとアメリカで確立された手技療法で、日本での鍼灸のような「代替医療」。
 
 整体にしろカイロにしろ、だいたい、関節をバキバキ鳴らすところは信用できない、と僕は判断しております。
 
 がっ。
 かっつんが言うには(後から確認もできたのですが)、齋藤先生はアメリカでドクターの資格も得ている本物で、カイロプラクティックの学校の先生もなさっている、とのこと。
 じゃぁ、とりあえず行ってみますか、というところからお付き合いが始まったのです。
 
 で。
 ぶっちゃけた話、10年くらい前に頸椎ヘルニアを患った時、日常の痛みを取ってもらうのをかかりつけの接骨院、そして定期的に通うのが齋藤先生、というペースで、手術も何もなく、僕は乗り越えたのでした。
 
 その頸椎ヘルニアの時の施術というのが。
 まず、先生の前に立って、いろいろと問診されます。
 もー、痛くて痛くて、正面を向いていられないんですから、という状態なのですが、言われたとおりにしてみます。 
 そして、先生の言うとおりに、いろんな動きをします。
 座って、と言われて座り、いろんなところをつんつんされます。
 次に、手術台のようなギアがたくさん付いた、たくさんの部品で構成されたベッドにまずはうつぶせに「立たされ」ます。
 すると、ういーーーーんっ、と倒れていき、うつぶせ状態に。
 その状態で、見えないのですが、先生の手がふわふわと身体に触れずに動き回っていたりします。
 そして「楽しいことを考えて、3回深呼吸してください」と言われます。
 まず、みうたんとヨメの笑顔を思い出して1回。次に二男のしんしんとヨメの笑顔を思い出して2回。最後に長男・こういちとヨメの笑顔を思い浮かべて3回。
 そこから、いろんなことが始まります。
 いろんなところをつんつんされたり、身体の一部だけをぐっと押えて機械がガシャンっ、て音を立ててるけど痛くないくらいな感じで軽く押したり。
 そしてういーーーーーんっ、と上がっていって、今度はあおむけ、と言われてあおむけになるとまたういーーーーーんっ、と倒れていって。
 腰骨とかを片方ずつ上げてみたり、ガシャンっ、てやってみたり。
 一つ一つの動作は、全く痛くもなんともなくて、「なにやってんの?」って感じなのです。
 
 そして、ういーーーーーーーっ、とまた起き上がって、「それでは、立ってみてください」と。
 
 ……あれ……。視界が斜めだぞ……?!
 その通りのことを先生に伝えると、「今までが斜めだったんです」と笑顔で。
 「しばらく、斜めな感じがするかと思いますが、すぐ慣れますから」と。
 ……って、ちょっと待って、痛みが取れてるじゃないですかっ!!
 「はい、とりあえず、今日はこのくらいで」。
 
 で、それまで首と肩が張って張って痛くて痛くてたまらなかったのに、もう、スキップして帰れるくらいにまでなってしまっていたのでしたっ!!
 もう、わけがわかりません。
 凝ったところがあったらぐいぐい押してもらったり、ザクザク鍼を打ってもらうのがキモチいい、というのが当たり前だった僕の頸椎ヘルニア生活に、わけがわからないながらも灯りが点りました。
 
 ……ということを繰り返して、僕は10年近く前に頸椎ヘルニアを克服したんだ、ということをすっかり忘れていたのでした。
 
 もう、ぶっちゃけ、あまりにも魔法みたいに楽になるので、逆に人に勧めることはしてきませんでした。
 だって、今、こうしてここまで書いてきていますが、これを読んだあなたは信用しますか?僕ならしませんよ、絶対。
 
 で。
 かっつんに続いて僕も頸椎ヘルニアが楽になった、ってことで、ウチの劇団で腰痛持ちの連中が次々と齋藤先生のもとに訪れて、次々と治していただく、というところにまで発展していったのですが、そんなある日、大事件が。
 ウチの劇団がお世話になっている劇場の支配人がぎっくり腰になり、動けなくなる事態。
 すかさずかっつんが齋藤先生に連絡すると、たまたま空いているとのことで、支配人は車椅子で劇場を出て行かれました。
 それから1時間後。……なんと、支配人は歩いて帰ってこられたのですっ!!
 
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−

 ……と、このような経緯があったにもかかわらず、あまりにも時間が経っていたのと糖尿病克服で健康体に慣れておりまして、すっかり不健康に対する備えができていなかったこともあって、今回の腰痛で最初に齋藤先生のことを思いつくことができず、時間がかかってしまいまして。
 
 が。
 齋藤先生の仕事先に電話してみたところ、現在は木曜日しか都心には出てきていない、とのこと。
 携帯の番号を教わってかけてみると、久しぶりなのに覚えていてくださって、なんと横須賀で治療院をやっていらっしゃると……!!……今日はどうですか……16時半?……行きます行きますぅぅぅぅっ!!
 
 Googleで先生の治療院の名前を検索しても出てきません。
 ネットでどうこうではなく、完全に口コミで成立しているのですね……。
 
 自宅から杖をついて、電車に乗って2時間。電車でも、座ろうと思ったのですが座ると痛くて悲鳴が出そうなので、結局立ったまま。
 駅に着いてからは、齋藤先生に再会できる、もしかしたらこの痛みを楽にしてもらえる、という思いで、杖をついて歩くスピードが上がります。
 
 到着した時には、もう、へとへとでした……。
 まずは杖を傘立てに入れて、先生の顔を拝見。 
 が、僕の異様な状況を察した先生から、矢のような、しかし優しい質問。
 いつからそうなのか。
 なにがきっかけでそうなったのか。
 今はどうなのか。
 
 コルセットとか、いろんな装着していたものをはずして、まずは診療台に座らされます。
 実は家を出る前にポルタレンサポを入れてきたので痛みは40%くらいな感じ。
 
 診療台の上で、今までされたことがないような密着度で羽交い締め状態で上半身にいろんな動きを加えさせられます。
 後ろから、右側から、左側から。
 そして、やっと「カイロプラクティック・メカベッド」へ。
 まずはうつぶせで一つも痛いことはなく、がっしゃん、がっしゃん、つんつん、とされます。
 次に仰向けで、がっしゃん、ガッシャン。つんつん。
 またうつ伏せで、がっしゃんがっしゃん、つんつん。
 また仰向けで、がっしゃんがっしゃん、つんつん。
 頸椎の時にはありえないほどの時間をかけて、よくわからないんですが、念入りにいろんなところを「調節」している感じです。そう、整備工場に入れられた車の感じなのでしょうか。
 
 「はい、では、立ってみてください」。
 立ってみました。……あれ?立てる?
 
 「んーーー、もう一度、ここに座ってください」。
 ……あれ、座っても痛くない。
 でも、先生からまたしても羽交い締めにされて後ろから右から左から捻られ……。
 
 そしてまたメカベッドへ。
 ガッシャンつんつんガッシャンつんつん。
 
 しばらくして、「はい、ここ、歩いてみてください」。
 ……んな無茶な……と思ったら……歩ける……。
 
 「では、ちょっと外の階段に行ってみましょう」。
 は?
 
 「杖無しで、ここを降りて、上がってきてみてください。」。
 ……階段降りるの、痛いんだよなぁ……あれれれれれれれっ、降りられる、しかも痛くないし普通だしっっ?!
 
 またしても魔法をかけられてしまいました……。
 
 「炎症はかなりひどいので、定期的に冷やしてください。そして、無理をしない程度に歩いたり、日常的なことはしてください。何かを拾うとかの動作は、腰を曲げるとヘルニアが出てしまうので下半身を使って(相撲の「蹲踞(そんきょ)みたいな姿勢をしてくださり)やってください」。
 
 「えっ、今朝、2週間安静、って言われたんですけどっ?!」と言うと、にっこり笑って、「腰の圧迫を取るには、まんべんなく圧力をかけて分散してあげた方がいいんです」と。「あと、痛み止めも、痛かったら遠慮なく飲んだり、入れるなりしてください。そういう悪いものはすぐに出ますから」と。
 
 帰りがけに、次の患者さんがいらっしゃっていたのに「信じられないっ!!」「なんで歩けるんですかっ!!」「杖いりませんよ、畳んじゃおっとっ!!」と僕が独り言を言っていたら、その患者さんもにこにこ笑いながら「そうなんですよねぇ」とつぶやいていらっしゃいました。
 
 結局、ビルの3階にある先生の治療院をあとにして、階段で1階まで降り、ふつーにてくてく歩き、壱六家横須賀店で普通にカウンターに座ってラーメンを食べ、駅まで歩いて電車に乗り、普通に座って横浜経由、武蔵小杉経由、府中本町から1kmくらい歩いて帰ってきてしまいました。
 
 夜更かしはいかんとも思ったのですが、この感動を書き残しておかなければ、という想いからこんな時間になってしまいました。
 が、今現在、若干左足にしびれは出てきておりますが、昨日までのことを考えたら夢のようです。
 1時間もMacの前に座っていられる(いろいろ姿勢は変えながら)、なんて、昨日までは考えられなかったことなのですから。
 
 あえて、齋藤先生の連絡先や治療院の住所や名前は記しません。
 マスコミにさらされるのもいやですし。
 
 頸椎、腰椎、などで苦しまれている方は、なんらかの方法で僕に直接連絡をくださいますようお願いいたします。
 あまりにもお問い合わせが多い場合にはまた対応を考えます。
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2010/12/11 00:42 | Comments(0) | TrackBack() | 椎間板ヘルニア生活
MRI検査の結果、綺麗なヘルニアが。
12月10日(金)
 朝8時。眠り続けた日々でしたが、すっきりと目が覚めました。
 前の晩に痛み止めの座薬ボルタレンサポを入れておいたので、なんとか起き上がれるくらいな感じ。
 
 病院は近いけど歩くのには遠いのでタクシーをお願いして乗ったのはいいのですが、振動が拷問。断って、横にならせてもらいました。

 9時から、総合病院でMRI(核磁気共鳴画像法)の撮影。
 MRIはレントゲンと違って放射線を使わず、強力な磁場を発生させて体内を見るためのものだそうですが、詳しいことはわからないのでググってくださーいっ。
 
 金属類を全て外して、撮影着に着替えて撮影室へ。
 壁紙が無駄な花畑の写真でちょっと萎えつつ、ふと見ると、巨大なドーナツ状のもの。ここに入るのかぁ。
 ベッドの上に載せられて、「大きな音が出ますのでこれを」とヘッドフォンをさせられ、「15分くらいで終りますので、何かあったらこれを押してください、ブザーが鳴りますので」と血圧を測るポンプみたいなヤツを渡され、係の人が外に出ると、ドーナツの中に入ります。
 
 すると、最初はファンキーなリズムの重低音。ブッブッブッブッブッとずーーっと続きます。ほほーー、この音が今僕の体の中に入っていってるわけやねー。心の中で曲を付けながら楽しんでいると、困ったことが。
 ……鼻がくすぐったい……。
 まさか、鼻がくすぐったいくらいでブザーを鳴らすのも気が引けたので、必死で気をそらします。
 音が変わって、次は業務用ミシンみたいな中高域のリズム。んーーーむ、曲を付けづらいリズムと音だなぁ……なんて考えてたらうつらうつら。と、突然音が替わり、今度はエレキバイオリンの低音弦を弾くような歪んだ音が「ギャッギャッギャッギャッ」と鳴り続けます。で、これまた心地よくて(←僕、爆音って気持ち良くて眠くなっちゃうんですよねぇ……)、ぐっすりと眠っていたら、終ってしまいました。
 
 着替えて、診察待ちコーナーへ。
 あーあ、ここでまた数十分待ちかぁ……。
 と、そこへ、おばあちゃん二人が。やはり整形外科の順番待ちのようです。
 この二人の会話は、聞こうとしなくても耳に入ってくるのですが、どうやら、病院で知り合った、特に仲がよいわけでもないという感じらしく、話の内容が、本当にどうでもいいことばかり過ぎてびっくりするほど!!
 「最近寒くなりましたねぇ」「地球温暖化とか言っても寒いと腰に来ますねぇ」「昨日買ったみかんが5つ残ってるんですけど寒いからまだ大丈夫かな」「みかんはビタミンたっぷりですからねぇ」「あら、そうなの?」「ビタミンはたいていのものに入ってますからねぇ」……みたいなっ!!で、その後、もう、お互いが言いたいことを言いたいだけしゃべってるだけで、全く話が噛み合わず、片方がしゃべっている間は「あらそー、あらそーなのー」って相づちをうってるのに、タイミングが来ると「でもあたしね」と全く違う話が始まり……。
 いやー、話を聞いてもらえるだけでいいんですねぇ……。
 
 なんていう待合室の情景を観察したりしているうちに、30分待ちで僕の番。
 MRIの画像を見ながら、先生が「やはり、椎間板ヘルニアですねぇ。Lの5番、ほら、ここ」と、見せてくれます。
 率直な感想は「あらまー、綺麗なヘルニア」でした。
 ウイキペディアとかで見るような、典型的なヘルニアで、素人目にも、かなり神経を圧迫してはいるもののそれほど大きくもない、という感じ。
 先生からもそういう説明がなされて、すぐに痛みを取りたければヘルニアの近くに直接注射をしてブロックする方法が早い、とのこと。が、ブロック注射は最終手段、など、いろんなご意見を聞いていたので「それは我慢できなくなったらお願いしに来ます」と伝えました。
 そして、診断。
 まだ炎症が残っているので2週間は安静、完治するまでに3カ月、とのこと。……がぁぁぁぁーーーーん……。目の前真っ暗です……。12月10日の2週間後って、24日、つまりクリスマスイブじゃないですかっ!!
 「診断書いりますか?」と聞かれたので、まぁ、僕の場合自分が社長だから会社に出るも出ないも自分が決めることなわけですから必要無いのですが、とりあえず、これも記念だな、といただくことに。
 
 意気消沈して会計へ。
 ……いちまんきゅうひゃくじゅうえんーーーーっ?!
 MRIって高いのね……と思ったら、なんと、気軽に頼んだ診断書が4200円っ!!
 アホや……。
 
 意気消沈の上に意気消沈して、タクシーは使わずに杖をつきつき、次は接骨院へと向かいました。
 
 がっ!!
 なんと、いきつけの接骨院の前まで来たら「午前の診療は終了しました」の札。
 ……えっ?!もうそんな時間っ?!……と時計を見ると、12時35分……。12時30分までなんですよねぇ、午前の受付……。
 
 意気消沈の上に意気消沈の上に意気消沈して、なんとかこの痛みから逃れる方法はないものだろうか、と考えながら、杖をつきつつ自宅に帰る途中、脳裏を、ウチの劇団の「健康相談担当」である整体師のかっつんが数日前に言っていた一言がよぎりました。

 「MRI撮ってもらってヘルニアかどうかがわかった段階で、齋藤先生のところに行ってみるのもいいかもしれませんね」。
 ……そうだ、齋藤先生に連絡してみようっ!!
 
 ……続く。

2010/12/10 23:12 | Comments(0) | TrackBack() | 椎間板ヘルニア生活
薬だけで過ごしてみました。
12月9日(木)

昨日処方された薬。

■ロルカム錠……炎症を抑える
■リンプラール錠……筋肉の緊張を取る
■レパミピド錠……ロルカムとリンプラールの副作用を抑える胃炎薬

■ポルタレンサポ……鎮痛・解熱の座薬

昨晩は寝る前にポルタレンを入れて寝たところ、今朝は昨日の朝ほどの痛みはありませんでした。

でっ。実はなんと、僕は自分で座薬を入れるのが初体験だったのでしたっ!!

祖父が外科医だったので、子供の頃に熱が出ると、なんだかでっかい注射をされるのが当たり前。
それで過ごしていたので、六年生の頃に林間学校みたいな校外のサマースクールで熱を出し、全然知らない付き添いの先生に、朦朧とした状態で座薬を入れられた時の衝撃は忘れられませんでした。

それから数十年。
確か、胃腸炎で入院した時に先生に座薬を入れられたことはあったのですが、自分で入れるのは初めて。
……いやぁ、入るもんなんですねぇっ!!

などと感動しつつ、目が覚めてみると、ブロック注射に加えてポルタレンの効果で、起き上がれないほどではないものの、起き上がるのに時間がかかる、という程度でした。
今日は医者は無かったので接骨院へ。
先生に病院の報告をして、薬の効きを見るために今日は鍼を使わずにマッサージだけにしておくことにしました。

で、先生に聞いたら「気休め程度にはなりますよ」とのことだったので、オムロンの低周波治療器を買いに。

昨日は、杖替わりに傘を持ち歩いていたのですが、長さも取っ手も頼りなくて逆に恐かったので、府中駅上の「京王アートマン」で折りたたみ式の杖を購入。
こんな感じなの。


よく、腰が痛いくせに「杖なんてかっこ悪い」とかおっしゃる方がいらっしゃいますが、僕、そーゆーの無いんで。
自分の健康が一番。見てくれなんて知ったこっちゃありません。
なにしろ一刻も早く治すためにはどんなグッズでも導入いたします。

粘着バッドの大きいのがいいなぁ、ってくらいな基準で、聖蹟桜ヶ丘のビックカメラで選んだのが、オムロン ホットエレパルスプロ HV-F310。


そして、一昨日までは毎日持ち歩いていた一眼レフももう持てないので、デジカメも。
レンズがF2.0、1000万画素、RAWでデータが保存できる、というキヤノンのPowerShot S95に決めておりました。


できるだけ元の生活スタイルは残しながら、治癒させるために必要なお金を遣います。

荷物がかさばらないように、購入後に全部箱から出してもらい、ケーブルなどのビニール袋もはいでもらい、商品だけにしたものを小さい袋に入れてもらって、ビックカメラを出ました。
ほんと、電化製品の包装は過剰ですよ。大きな紙袋になりそうだったものが、一番小さい袋に入りきりました。

で、聖蹟桜ヶ丘駅すぐの「つけ麺 桜坂」でつけ麺を食べて、帰宅。

で、今日は三食後に、上記の薬。
夜、左足のしびれがきつくなってきたのでポルタレンを。

実際の問題の部位の痛みを感じないのが恐いのですが、とりあえず今は10分ほど座っていることができています。……まぁ、立ち上がるときが恐ろしいわけですが。

というわけで、薬でもなんとか2日間過ごせております。
明日はMRI。

あと、心配なのは。
この夏、あまりにも暑くて、高速歩行を控えたのですね。夜でも暑すぎて熱中症の方が恐くて。
なので、予想通り30度を切るようになった10月には体重が64.5kgまで上昇していたのです。
が、まぁ、1kgや2kg軽く減らす自信はあったので、11月から快調に歩きを続けていたのです。
が、それがここで頓挫してしまい……。
体重増加はヘルニアにも良くないので、とりあえず炎症がおさまってから別な運動方法を検討したいと思います。

ヘルニアの先輩のナカムラくんは、ジムで上半身のトレーニングをしている、とのことだったので参考になるかも。
しかしなぁ、それは僕の流儀に反するしなぁ……。

ま、もうちょっと症状が落ち着くまで我慢我慢。
今は安静で。

おやすみなさい。

2010/12/09 22:09 | Comments(0) | TrackBack() | 椎間板ヘルニア生活
椎間板ヘルニア発症。
あまりMacの前にいられないので、メモ書き。

2010年
12月2日(木)
昼前に起きると突然の腰痛。かかりつけの接骨院が昼までなので新宿のかかりつけの鍼灸院へ。
かなり楽になり、劇場へ。

12月3日(金)
朝起きてかかりつけの接骨院へ。
「座骨神経痛だとは思いますが、油断なりませんね」と真剣な表情の先生。
かなり深い鍼で楽にしていただき、劇場へ。

12月4日(土)
前日の鍼が効いて、朝は快調に目が覚める。そのまま劇場へ。

12月5日(日)
朝、激痛で目が覚める。
ベッドから起き上がれない。というか、姿勢が変えられない。
左のお尻の部分がしびれ、動こうとすると激痛が走る。
スローモーションで姿勢を変え、スローモーションで居間に行くと家族がいないので、やむを得ず伝い歩きをして着替えようとするも、靴下がはけずバッグにソックスを入れ、裸足にスニーカーで家を出る。立って歩いている分には痛まない。
かかりつけの接骨院は日曜休みなので新宿へ。新宿のかかりつけに電話すると、担当の先生が休み。
池袋のかかりつけは日曜もやっているので、担当の先生がいなくても信用できる、と直接向かう。
が、結局、初めて見る若手。
施術が終っても痛みは取れず、そのまま劇場へ。

この時点では、まだ座骨神経痛、と信じていたので、帰宅して風呂に入り、ゆっくり身体をあたためてしまう。

12月6日(月)
休演日。
朝、激痛で目が覚める。前日朝の再現。
這うようにしてかかりつけの接骨院へ。
僕の様子を見て、先生の目の色が変わり、即施術。
しばらく身体の動きを見て「これは、椎間板ヘルニアの可能性もありますね」と。
「2〜3日横になっていれば少しは違うのですが」と言われたのですが、翌日7日に大切なイベントがあったので、なんとか動けるようにしてください、と深い鍼を打っていただく。
欠けていた前歯の治療もしなければならなかったので歯科に行き、帰宅して、こともあろうに、長女・みうたんが「かっぱ寿司に行きたい」というのでヨメの運転で三鷹のかっぱ寿司へ。
車の振動はこたえる。

12月7日(火)
前日の施術のかいなく、激痛で目が覚め接骨院へ。
身体に触るや、先生から「これ、9割方椎間板ヘルニアです。病院でMRIを撮ってもらって、その後の対策を考えましょう」という指示。
院長のイトウ先生から「椎間板ヘルニア用の鍼」という、前日にも増して叫び声が出そうな深い鍼を打って頂き、劇場へ。
トークイベントのリハーサルでは立っていられなかったものの、同じ腰痛持ちのスタッフが持っていた痛み止めをもらって服用して本番のステージに出たら、脳内麻薬の働きもあってか、無事2時間のトーク終了。

12月8日(水)
朝いちで、整形外科のある総合病院の外来へ。
ヨメの運転で病院まで行き、「いつ帰れるかわからないから」と帰して、受付へ。
受付の人がすぐにストレッチャーを持って来てくれ、横になって受け付け。
この日、整形外科が混んでいるとのことで、「処置室」に運ばれ、ストレッチャーの上で3時間待って診察を受ける。待つ、と言っても、痛みで気が遠くなって眠り、痛みで目が覚めて、の繰り返し。
やっと時間が来て診察室に運ばれた僕を見た整形外科の先生の診察は一瞬。
「レントゲン撮ってっ。すぐっ!!」。
レントゲン室に運ばれ、冷たいガラスの上でいろんな格好をさせられ、再び診察室へ。
少し足の可動域などを見た先生、「まず間違いなく椎間板ヘルニアですね。3日ほど入院してもらえますか」とのこと。
「ちょっと待ってください、まず間違いなく、ってことは、レントゲンではどうだったんですか?」と聞くと、「レントゲンではヘルニアかどうかはわからないんです」と……!!……じゃ、なんで撮ったんだ……?!
「では、どうすればわかるんですかっ?!」と聞くと、「MRIを撮ればわかりますが、撮りますか?」とのこと。どーゆー質問やねんっ?!
「撮ってください、今すぐ」と言うと、「MRIは混んでるからすぐには撮れないんです。早くて、金曜日ですね」「ではそれで」。
「で、入院はどうしますか?」「いえ、会社に行かなければならないので、入院はできません」と言うと、「ブロックして、薬は出しますが、休まないと先の保証はできませんよ」とビシッと一言。

えっ……。ブロック……。
聞いたことはありました、ブロック。なんだか、痛みを取るための注射みたいなもの。

「では、処置室でお待ちください」と言われて、またまたストレッチャーで運ばれて処置室へ。
しばらく、また痛みと闘っていると、先生が現れて「では、ブロックの注射をします。脊髄に直接痛み止めを入れますので、少し痛いと思います」とちゃちゃっと言って、いきなりぶすっ。

……「少し」ぢゃねぃぃぃぃぃぃっっっっっっ!!!!
「うがぁぁぁぁぁっっっっ!!」と声が出てしまいました。
前日、前々日、と、イトウ先生からきっつい鍼を打たれていなければ、泣いていたかもしれません。マジで。

痛みから逃れるために痛い目に遭わなければならない第2弾。

「はい、終りました。15分ほど待ってから様子を見ます」と言われて、放置。
看護婦さんが15分後に来てくれて、いろいろ聞いてくれた時には若干痛みが引いた、くらい。
それから15分後、かなり楽にはなっていたのですがあらためて看護婦さんから「本当なら、絶対安静の状態ですよ。入院をおすすめしますよ」と優しく言われて、かなり心は揺らいだのですが、帰宅を決意。

実を言うと、朝から何も食べていなかったのでお腹がへってしょうがなくて、一刻も早く何か食べたくて、痛みの中で「あっ……この病院の上にレストランあったよな……そこのレビューを食べログに載せたらウケそうだなー……」という、超不純かつ前向きな動機が大きかったのでしたっ!!

食べたのはBランチ、野菜たっぷりタンメンのセットでした。
病院で中華麺が食べられただけでも幸せ。

そして、来るときに持って来た杖替わりの傘を頼りに、製剤薬局まで行き、そこからはタクシーで帰りました。

もらった薬の名前などは、また後日。

今現在は、左のお尻がぴりぴりしているぐらいで、痛みは座っているのが辛い程度。
もう寝ます、おやすみなさい。

2010/12/08 22:47 | Comments(0) | TrackBack() | 椎間板ヘルニア生活

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