「ハイテク」を活用する
■GoogleDocs
■メディセーフミニ
■携帯で食事を撮影して自分に送っておく
血糖値を下げたい。中性脂肪値を下げたい。γ-GTPを下げたい。体重を落したい。
いろんな目標があった時、まず最初に何をするか、というと、ついつい突然早起きして走っちゃったり、高いお金を払ってスポーツクラブに登録しちゃったり、と、「目標のためにやるべきこと」を高く置きすぎたりして、あっという間に挫折する、というケースが多いように思います。
まぁ、これって、自分がかつてやってしまったことの実話なのですけど。
自分なんて、そんなに意志の強い人間じゃないのに、「やらなきゃ」ってふうに気が焦ると逆にできもしない新たな目標を作っちゃうんですね。
僕の場合は何度もそれで失敗してきたので、今回は全く姿勢を変えました。
まず最初にしたのは、とにかく数値を測ること。血糖値と、体重だけ、ですけど。
体脂肪計付き体重計はすでに持っていたのでそのまま使用。血糖値は、「メディセーフミニ」にしました。
そして、「血糖コントロールの指標と評価」という表を一番見えやすいところに貼り出して、「優・良・可・不可」と書いてある指標の数値のどこに自分が今いるのかを、測るごとにチェック。数値内にいない、ということがわかったら、とりあえず、次に測るときまでにはなんとかしておこう、と対策を考えます。
で、それらを、表にして記録していくために、「Google Docs」を利用しました。
まず最初にマイクロソフトエクセルで縦軸に一日の予定を。横軸に日付を。それだけの表を作って、起床時間、朝昼晩の食前と食後2時間の血糖値と計測時間を入力する欄を。その間に、食べた内容とその食事開始時間を入力する欄を。あとは、その日の運動内容を書く欄と、就寝時間の入力欄。
これだけやって、「Google Docs」にアップロード。
エクセルの表が、ほぼそのままネット上で使えるので、仕事でどこに行ってもいちいちエクセルのファイルを持ち歩かなくても気軽に入力できるのです。
そのうえ、ブラウザはFirefoxを使って、「GoogleBrowserSync」というアドオンを使用。
これを導入すると、家でたくさんのタブを開いて見ていたページ(「Google Docs」のページも含む)を、仕事先のMacでもそのまんま引き継いで使うことができるのです。
これは、本当に便利。
いろんな原稿も、「Google Docs」を使って書きかけのままアップロードしておいて、気が向いたときに続きを書いておく、なんてこともできるわけです。
そして、意外に忘れてしまいがちなのが食事時間。
食事した時間ぐらい覚えてるよ、と思うかもしれませんが、1日にいろんなことが起きて、いろんな人と会って、いろんな仕事をしている日々の中で、食事の時間なんて意外なことに些末なこと。記憶の優先順位から行って、めちゃめちゃ低いんですね。
で、そんな忘れん坊の自分のために、食事を始めた瞬間や食事中にでも、ケータイで食べ物の写真を撮ってすぐに自分にメールしておきます。
そうすると、何を食べたか、何時に食べたか、ということがちゃんとあとからもわかる、というわけです。
こうして、自分の1日を事細かに記録していく、ということを数日続けていくと、だんだん自分がやっていることの傾向が見えてきます。
ラーメン食い過ぎ。
昼食と夕食の時間が近すぎ。
朝昼晩とちゃんと食べてるのに夜に飲みに行ってまた食べてる。
肉ばっかり食べてる。
豆腐と納豆を同時に食べてる。
ざるそばだけで済ましたので、野菜を摂っていないから血糖値が上がってる。
睡眠時間が短いと、血糖値は下がらない。
沖縄料理を食べた日には、なんと食後に血糖値が下がっている。
……などなど、自分なりの傾向が見えてきて、「じゃぁ、これを食べたらどうなる?」と、自分というマシンの機能を試してみたくなってきてしまうのです。
これはもう、Mac好きな僕としては、普段からやってきたことで、ウキウキもの。
この後やりそうなのは、ナイキとアップルのコラボで作ったiPod nanoとか、歩数計の導入ですかね。
でも、カロリー計算とか歩数を増やすとかって、なんというのか、どうにもちょっとショックがでかいというか、少なくなったときに自分を追い詰めるような気がして気が進まないのですな。
なので、当面は、このゆるーい感じの「血糖値下げ日記」を「Google Docs」で付けていく、ということだけをやっていこうと思っています。
■GoogleDocs
■メディセーフミニ
■携帯で食事を撮影して自分に送っておく
血糖値を下げたい。中性脂肪値を下げたい。γ-GTPを下げたい。体重を落したい。
いろんな目標があった時、まず最初に何をするか、というと、ついつい突然早起きして走っちゃったり、高いお金を払ってスポーツクラブに登録しちゃったり、と、「目標のためにやるべきこと」を高く置きすぎたりして、あっという間に挫折する、というケースが多いように思います。
まぁ、これって、自分がかつてやってしまったことの実話なのですけど。
自分なんて、そんなに意志の強い人間じゃないのに、「やらなきゃ」ってふうに気が焦ると逆にできもしない新たな目標を作っちゃうんですね。
僕の場合は何度もそれで失敗してきたので、今回は全く姿勢を変えました。
まず最初にしたのは、とにかく数値を測ること。血糖値と、体重だけ、ですけど。
体脂肪計付き体重計はすでに持っていたのでそのまま使用。血糖値は、「メディセーフミニ」にしました。
そして、「血糖コントロールの指標と評価」という表を一番見えやすいところに貼り出して、「優・良・可・不可」と書いてある指標の数値のどこに自分が今いるのかを、測るごとにチェック。数値内にいない、ということがわかったら、とりあえず、次に測るときまでにはなんとかしておこう、と対策を考えます。
で、それらを、表にして記録していくために、「Google Docs」を利用しました。
まず最初にマイクロソフトエクセルで縦軸に一日の予定を。横軸に日付を。それだけの表を作って、起床時間、朝昼晩の食前と食後2時間の血糖値と計測時間を入力する欄を。その間に、食べた内容とその食事開始時間を入力する欄を。あとは、その日の運動内容を書く欄と、就寝時間の入力欄。
これだけやって、「Google Docs」にアップロード。
エクセルの表が、ほぼそのままネット上で使えるので、仕事でどこに行ってもいちいちエクセルのファイルを持ち歩かなくても気軽に入力できるのです。
そのうえ、ブラウザはFirefoxを使って、「GoogleBrowserSync」というアドオンを使用。
これを導入すると、家でたくさんのタブを開いて見ていたページ(「Google Docs」のページも含む)を、仕事先のMacでもそのまんま引き継いで使うことができるのです。
これは、本当に便利。
いろんな原稿も、「Google Docs」を使って書きかけのままアップロードしておいて、気が向いたときに続きを書いておく、なんてこともできるわけです。
そして、意外に忘れてしまいがちなのが食事時間。
食事した時間ぐらい覚えてるよ、と思うかもしれませんが、1日にいろんなことが起きて、いろんな人と会って、いろんな仕事をしている日々の中で、食事の時間なんて意外なことに些末なこと。記憶の優先順位から行って、めちゃめちゃ低いんですね。
で、そんな忘れん坊の自分のために、食事を始めた瞬間や食事中にでも、ケータイで食べ物の写真を撮ってすぐに自分にメールしておきます。
そうすると、何を食べたか、何時に食べたか、ということがちゃんとあとからもわかる、というわけです。
こうして、自分の1日を事細かに記録していく、ということを数日続けていくと、だんだん自分がやっていることの傾向が見えてきます。
ラーメン食い過ぎ。
昼食と夕食の時間が近すぎ。
朝昼晩とちゃんと食べてるのに夜に飲みに行ってまた食べてる。
肉ばっかり食べてる。
豆腐と納豆を同時に食べてる。
ざるそばだけで済ましたので、野菜を摂っていないから血糖値が上がってる。
睡眠時間が短いと、血糖値は下がらない。
沖縄料理を食べた日には、なんと食後に血糖値が下がっている。
……などなど、自分なりの傾向が見えてきて、「じゃぁ、これを食べたらどうなる?」と、自分というマシンの機能を試してみたくなってきてしまうのです。
これはもう、Mac好きな僕としては、普段からやってきたことで、ウキウキもの。
この後やりそうなのは、ナイキとアップルのコラボで作ったiPod nanoとか、歩数計の導入ですかね。
でも、カロリー計算とか歩数を増やすとかって、なんというのか、どうにもちょっとショックがでかいというか、少なくなったときに自分を追い詰めるような気がして気が進まないのですな。
なので、当面は、このゆるーい感じの「血糖値下げ日記」を「Google Docs」で付けていく、ということだけをやっていこうと思っています。
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なんと昨日、体重が64kgを切り、63.7kgになっていました。
これで、1月以来ほぼ10kgの減量、ということになりました。
先日病院で栄養相談を受けて、カロリーの落しすぎを指摘されたので、ごはんなどの炭水化物の量は以前よりも増やしてはいるのですが、その分、歩く量が増えている(増やしている)のと、公演中なので劇場内でもかなり動き回っていることもあるのかもしれません。
血糖値も、ラーメンでも食べない限り150を越えることはなく、空腹時血糖は100以下をキープしています。
が、僕にとってのまず第一の目標は、一昨年から苦しめられ続けている頭髪内の湿疹。最初に皮膚科にかかったときはカラーリングによるアレルギー反応、とのことで塗り薬とかゆみ止めの薬で対応していたのですが、全く治る気配がありません。糖尿病の専門医の言葉によると、そういうのもやはり糖尿病の制である可能性が高く、血糖値が安定してくれば皮膚の状態も安定してくるのではないか、とのことでした。
が、まだそこまではいっていない、ということは、安心できない状況である、ということなのだな、と思っています。
そういう状態がキープできないと、そもそも糖尿病発覚の原因となった睡眠時無呼吸症候群の手術もできないわけですので。
そうそう、今年の1月に親知らずを抜歯したときも、2週間ぐらい痛みが取れませんでした。それも、糖尿病のせいだったんですね。
糖尿病と高脂血症のための内科、皮膚科、歯科、そして頸椎ヘルニアのための整形外科と接骨院、と、成人病のデパートみたいになっているわけですが、歯科を除けばとにかく食事と運動で、いろんなことが改善に向かっているように思えます。(高血圧が無かったのがせめてもの救いです)。
1日30分以上歩く、ということをしていると、新しい発見がたくさんあります。
知っていると思っていた街に、意外に知らないことがたくさんあることに気づいたり、和食中心の食事にしてみたら、今まで焼肉や中華やラーメンを食べていたタイミングでそれ以外のものを食べることになるわけで、今まで知らなかったおいしいお店や食べ物や食べ方に出会うこともできるようになりました。
楽しく治す。
これを、もっともっと追求していきたいと思います!!
これで、1月以来ほぼ10kgの減量、ということになりました。
先日病院で栄養相談を受けて、カロリーの落しすぎを指摘されたので、ごはんなどの炭水化物の量は以前よりも増やしてはいるのですが、その分、歩く量が増えている(増やしている)のと、公演中なので劇場内でもかなり動き回っていることもあるのかもしれません。
血糖値も、ラーメンでも食べない限り150を越えることはなく、空腹時血糖は100以下をキープしています。
が、僕にとってのまず第一の目標は、一昨年から苦しめられ続けている頭髪内の湿疹。最初に皮膚科にかかったときはカラーリングによるアレルギー反応、とのことで塗り薬とかゆみ止めの薬で対応していたのですが、全く治る気配がありません。糖尿病の専門医の言葉によると、そういうのもやはり糖尿病の制である可能性が高く、血糖値が安定してくれば皮膚の状態も安定してくるのではないか、とのことでした。
が、まだそこまではいっていない、ということは、安心できない状況である、ということなのだな、と思っています。
そういう状態がキープできないと、そもそも糖尿病発覚の原因となった睡眠時無呼吸症候群の手術もできないわけですので。
そうそう、今年の1月に親知らずを抜歯したときも、2週間ぐらい痛みが取れませんでした。それも、糖尿病のせいだったんですね。
糖尿病と高脂血症のための内科、皮膚科、歯科、そして頸椎ヘルニアのための整形外科と接骨院、と、成人病のデパートみたいになっているわけですが、歯科を除けばとにかく食事と運動で、いろんなことが改善に向かっているように思えます。(高血圧が無かったのがせめてもの救いです)。
1日30分以上歩く、ということをしていると、新しい発見がたくさんあります。
知っていると思っていた街に、意外に知らないことがたくさんあることに気づいたり、和食中心の食事にしてみたら、今まで焼肉や中華やラーメンを食べていたタイミングでそれ以外のものを食べることになるわけで、今まで知らなかったおいしいお店や食べ物や食べ方に出会うこともできるようになりました。
楽しく治す。
これを、もっともっと追求していきたいと思います!!
怒濤のように痩せ始めてから、いろんな方から「どうすればそんなに痩せられるの?」と聞かれるようになりました。
僕の場合は、痩せようとして痩せたんじゃなくて血糖値を下げるためにはどうすればいいか、を自分でいろいろとやってきただけのこと。それで、結果的に体重が落ちていった、ということ。
で、過去を振り返ってみると、最も体重を増やしていたのは炭水化物の食べ過ぎですよね。
味わうためを通り越して、空腹を満たすために、ごはん、うどん、パスタ、ラーメン、そば、などなど、ばくばく食っていましたから。
血糖値を下げるためにそういった炭水化物を摂らないようにすると、ほとんどごはんなんか食べられません。じゃぁどうするか。普通だったら、「糖尿病食」なんてものが売られていたりメニューがぎっちり決められていたりして、それがまた殺風景な味も素っ気もないメニューなのです。
僕は、そんなのは絶対に嫌。
やはり、食事の時には腹八分目以上の満腹感がないと、悲しい気持ちになってしまうのです。
だから、この2ヶ月というもの、よっぽど血糖値が上がってしまっていない限りは必ず満腹前くらいまでは食事をしていました。
じゃぁ、どうしていたのか。
前にも書いていますが、まず第一に野菜。ゆでないで、ナマのままの野菜をがばっとむしゃむしゃ食べています。ゆでると小さくなっちゃうし、なんだか「糖尿病食」っぽい寂しさがあるので、サラダ。で、当然、ノンオイル減塩のドレッシング。
僕の場合、高血圧は指摘されていないので、塩分には特に厳しくなる必要は当面はないのですが、せっかくだったら徹底的にやっちまえ、と思っています。
それで、サラダでかなりおなかをいっぱいっぽくさせたところで、ほんのちょっとだけごはんを食べるのです。そうすると、かなりな満足感。
サラダも、サラダとして買ってきたものを食べるのは虚しいものがあるので、自分で選んできた有機野菜を中心に組み立てます。そこに、ゴーヤを混ぜてみたり、パクチーを混ぜてみたりしてバリエーションをつけて、ただ野菜を食べるという目的だけではなく、「おいしい野菜をもっとおいしくして食べる」ということを自分に課すのです。
そんなことをしていってみると、僕らが子供だった頃よりもはるかに野菜の種類は増えていて、しかもおいしいものが増えていることに気づきます。
今まで、肉食だった時代には気づいていなかった意外な野菜とか、ノンオイルなのに最高においしいドレッシングとかに出会ったりします。まぁ、いずれ、ドレッシングの自作にも挑戦しようと思うのですが、なにより時間があまりないのでヨメに頼んでみようかとは思います。
あと、栄養指導の時の先生に言われたのは、ざるそばはアウト、っていうこと。つまり、炭水化物だけを単独で摂ってしまうと、一気に血糖値は上がってしまう。だから、山菜そばを食べたときにはあまり上がっていない、ということもわかりました。
なので、立ち食いそばなどで食事を済ませるときには、山菜そばかわかめそばを選び、「ネギを多めでお願いします」と頼みます。それ以前に、ネギを入れ放題のお店をいくつも知っていますので、そういうところに行ってがばがば入れて食べることにしています。
わかめそばの時など、「わかめの大盛ってできませんか?」と聞いてみると、特に追加料金とか無しに多めに入れてくれるお店もあったりしますし。
で、どっさりわかめが乗ったわかめそばに、がばがばネギを乗せて食べるのです。そうすると、ネギとわかめでおなかがいっぱいになってしまって、そばが最後まで食べられない、という、二次的にうれしいことが起きて、結果的に炭水化物の摂取を押えることができてしまったりするのです。
で、間食。
間食って、クセになってる人も多いと思うのですね。
「そこにお菓子があるからだ」ってくらい、あると食べてしまうし、「無い」という状況は作りづらい、という方も多いでしょう。
僕も、家で一人で原稿を書いたりしているときには、できるだけミネラルウォーターを飲むようにして、間食はしないように努力はしているのですが、やはり時々口寂しいと思うことがあったりします。
そういう時のために、僕は「無塩煮干し」を用意してあります。塩を使っていないので、海の香りがする煮干し。そんなに高くないというか、ペット用に近いものなので、安いです。
煮干しをカリカリ噛んでいると、だんだん甘くなってきて、その味覚の変化がまた楽しくて、いいものです。
あと、どうしても甘い物が食べたくなる瞬間、というのもあります。
甘い物を食べる習性は僕にはないのですが、それでもやっぱり数日に1回はそういう欲求が出てくるときがあります。
そういう時には、「バジルシード入り満腹30倍ダイエットサプリ」を食べます。
これの凄いところは、1個だけで満足できてしまうところ。飴って、ついつい2個、3個、って食べてしまうところですが、このキャンディは1個食べただけでものすごい満足感があるんですな。
同じシリーズでクッキーもあって、これもヤバイです。おいしいんです。でも、豆乳とおからで作られてるからローカロリー。
ただ、どっちも糖分はあるので食べすぎは危険ですな。
そして、劇団をやっている僕としては最も危険なのが「差し入れ」。毎日のように、出演者のお友達や家族から、いろんなお菓子やらケーキやらが届き、それが楽屋のケータリングコーナーに並べられているのです。そのうえに、毎日のみんなのためのお弁当もずらっと。
これはもう、拷問ですよ。
僕の楽屋に行くまでには、なんとそのコーナーを通らなければ行かれませんので。
こういう時のために重要なのが「裏返す」ということ。ものすごく美味しそうなお菓子を見つけたら、その箱を持ち上げて裏返す。そこに「砂糖」の文字があると、なんと一気に食欲が減退するんです。
ていうか、もう、「糖」とか「脂」っていう文字そのものに恐怖感を覚えているのです。
つまり、そうなるように自分をコントロールしたのです。
糖→死んじゃう
脂→死んじゃう
……って、心の中で簡単に結びつけておくクセを付けた、というだけなのですが、見事にこの結び付けは成功しました。
この方法で、きっとタバコもやめられる、と思います。まだあえてやめないけど。
なんでまだやめないか、についてはまた。
僕の場合は、痩せようとして痩せたんじゃなくて血糖値を下げるためにはどうすればいいか、を自分でいろいろとやってきただけのこと。それで、結果的に体重が落ちていった、ということ。
で、過去を振り返ってみると、最も体重を増やしていたのは炭水化物の食べ過ぎですよね。
味わうためを通り越して、空腹を満たすために、ごはん、うどん、パスタ、ラーメン、そば、などなど、ばくばく食っていましたから。
血糖値を下げるためにそういった炭水化物を摂らないようにすると、ほとんどごはんなんか食べられません。じゃぁどうするか。普通だったら、「糖尿病食」なんてものが売られていたりメニューがぎっちり決められていたりして、それがまた殺風景な味も素っ気もないメニューなのです。
僕は、そんなのは絶対に嫌。
やはり、食事の時には腹八分目以上の満腹感がないと、悲しい気持ちになってしまうのです。
だから、この2ヶ月というもの、よっぽど血糖値が上がってしまっていない限りは必ず満腹前くらいまでは食事をしていました。
じゃぁ、どうしていたのか。
前にも書いていますが、まず第一に野菜。ゆでないで、ナマのままの野菜をがばっとむしゃむしゃ食べています。ゆでると小さくなっちゃうし、なんだか「糖尿病食」っぽい寂しさがあるので、サラダ。で、当然、ノンオイル減塩のドレッシング。
僕の場合、高血圧は指摘されていないので、塩分には特に厳しくなる必要は当面はないのですが、せっかくだったら徹底的にやっちまえ、と思っています。
それで、サラダでかなりおなかをいっぱいっぽくさせたところで、ほんのちょっとだけごはんを食べるのです。そうすると、かなりな満足感。
サラダも、サラダとして買ってきたものを食べるのは虚しいものがあるので、自分で選んできた有機野菜を中心に組み立てます。そこに、ゴーヤを混ぜてみたり、パクチーを混ぜてみたりしてバリエーションをつけて、ただ野菜を食べるという目的だけではなく、「おいしい野菜をもっとおいしくして食べる」ということを自分に課すのです。
そんなことをしていってみると、僕らが子供だった頃よりもはるかに野菜の種類は増えていて、しかもおいしいものが増えていることに気づきます。
今まで、肉食だった時代には気づいていなかった意外な野菜とか、ノンオイルなのに最高においしいドレッシングとかに出会ったりします。まぁ、いずれ、ドレッシングの自作にも挑戦しようと思うのですが、なにより時間があまりないのでヨメに頼んでみようかとは思います。
あと、栄養指導の時の先生に言われたのは、ざるそばはアウト、っていうこと。つまり、炭水化物だけを単独で摂ってしまうと、一気に血糖値は上がってしまう。だから、山菜そばを食べたときにはあまり上がっていない、ということもわかりました。
なので、立ち食いそばなどで食事を済ませるときには、山菜そばかわかめそばを選び、「ネギを多めでお願いします」と頼みます。それ以前に、ネギを入れ放題のお店をいくつも知っていますので、そういうところに行ってがばがば入れて食べることにしています。
わかめそばの時など、「わかめの大盛ってできませんか?」と聞いてみると、特に追加料金とか無しに多めに入れてくれるお店もあったりしますし。
で、どっさりわかめが乗ったわかめそばに、がばがばネギを乗せて食べるのです。そうすると、ネギとわかめでおなかがいっぱいになってしまって、そばが最後まで食べられない、という、二次的にうれしいことが起きて、結果的に炭水化物の摂取を押えることができてしまったりするのです。
で、間食。
間食って、クセになってる人も多いと思うのですね。
「そこにお菓子があるからだ」ってくらい、あると食べてしまうし、「無い」という状況は作りづらい、という方も多いでしょう。
僕も、家で一人で原稿を書いたりしているときには、できるだけミネラルウォーターを飲むようにして、間食はしないように努力はしているのですが、やはり時々口寂しいと思うことがあったりします。
そういう時のために、僕は「無塩煮干し」を用意してあります。塩を使っていないので、海の香りがする煮干し。そんなに高くないというか、ペット用に近いものなので、安いです。
煮干しをカリカリ噛んでいると、だんだん甘くなってきて、その味覚の変化がまた楽しくて、いいものです。
あと、どうしても甘い物が食べたくなる瞬間、というのもあります。
甘い物を食べる習性は僕にはないのですが、それでもやっぱり数日に1回はそういう欲求が出てくるときがあります。
そういう時には、「バジルシード入り満腹30倍ダイエットサプリ」を食べます。
これの凄いところは、1個だけで満足できてしまうところ。飴って、ついつい2個、3個、って食べてしまうところですが、このキャンディは1個食べただけでものすごい満足感があるんですな。
同じシリーズでクッキーもあって、これもヤバイです。おいしいんです。でも、豆乳とおからで作られてるからローカロリー。
ただ、どっちも糖分はあるので食べすぎは危険ですな。
そして、劇団をやっている僕としては最も危険なのが「差し入れ」。毎日のように、出演者のお友達や家族から、いろんなお菓子やらケーキやらが届き、それが楽屋のケータリングコーナーに並べられているのです。そのうえに、毎日のみんなのためのお弁当もずらっと。
これはもう、拷問ですよ。
僕の楽屋に行くまでには、なんとそのコーナーを通らなければ行かれませんので。
こういう時のために重要なのが「裏返す」ということ。ものすごく美味しそうなお菓子を見つけたら、その箱を持ち上げて裏返す。そこに「砂糖」の文字があると、なんと一気に食欲が減退するんです。
ていうか、もう、「糖」とか「脂」っていう文字そのものに恐怖感を覚えているのです。
つまり、そうなるように自分をコントロールしたのです。
糖→死んじゃう
脂→死んじゃう
……って、心の中で簡単に結びつけておくクセを付けた、というだけなのですが、見事にこの結び付けは成功しました。
この方法で、きっとタバコもやめられる、と思います。まだあえてやめないけど。
なんでまだやめないか、についてはまた。
おいしいものに出会うと、残さす食べ切ってあげるのが礼儀。
そもそも、子供の頃から食べ物は残しちゃいけません、と言われて育って来た世代ですから。
あと、忙しい時って、次にいつ飯を食えるかわからないからとりあえずお腹の中を満タンにしておかないと不安になったりしますもんね。
が。
風邪で熱が出たら風邪薬を飲んで暖かくして寝るし、お腹をこわしたら胃の薬を飲んで食事はおかゆとかにしますよね。
「熱が出て頭が痛い」「お腹が痛い」というわかりやすい「病気」の時には「治そう」とするんですが、中性脂肪値や血糖値が高いけど当面生活に支障はない、なんて場合には、ついついなんにもしないものです。
でも、その「当面」が地獄を招く、ということをみんな想定しないんでしょうね。
最悪、死ぬんですよ、自分が自分を甘やかして楽な方へ楽な方へと生きてるうちに。何度も言いますが、死ぬんです。死んじゃったら、美味しいものも食べられない。毎日食べていたラーメンを週に1度にするだけで死なないで済むのに。
軽度の糖尿病や高脂血症は、医者に行かないでも治る病気です。自分の努力かかってるんですから。
自分が医者。
あきらめないでがんばりましょうっ!!
そもそも、子供の頃から食べ物は残しちゃいけません、と言われて育って来た世代ですから。
あと、忙しい時って、次にいつ飯を食えるかわからないからとりあえずお腹の中を満タンにしておかないと不安になったりしますもんね。
が。
風邪で熱が出たら風邪薬を飲んで暖かくして寝るし、お腹をこわしたら胃の薬を飲んで食事はおかゆとかにしますよね。
「熱が出て頭が痛い」「お腹が痛い」というわかりやすい「病気」の時には「治そう」とするんですが、中性脂肪値や血糖値が高いけど当面生活に支障はない、なんて場合には、ついついなんにもしないものです。
でも、その「当面」が地獄を招く、ということをみんな想定しないんでしょうね。
最悪、死ぬんですよ、自分が自分を甘やかして楽な方へ楽な方へと生きてるうちに。何度も言いますが、死ぬんです。死んじゃったら、美味しいものも食べられない。毎日食べていたラーメンを週に1度にするだけで死なないで済むのに。
軽度の糖尿病や高脂血症は、医者に行かないでも治る病気です。自分の努力かかってるんですから。
自分が医者。
あきらめないでがんばりましょうっ!!
そう言えば、血糖値のことばかり書いていまして体重のことを書いていませんでした。
身長は171cmなのですが、1月の時点で74kgぐらいありました。「ぐらい」というのは、当時は恐ろしくてあんまり体重計に乗っていなかったのです。が、「もうちょいで75だ、やべぇなぁ」と思っていたことを覚えているので、74くらいだった、と言えるというわけです。
で、そもそも血糖値を下げることを最優先して始めた食事コントロールなので、「痩せる」ということはあまり意識しておりませんでした。
が、途中で、「ん?なんだか身体が軽くなってきてる気がするなぁ?」と、体重計に乗ってみたのです。
すると、コントロールを始めて1週間目で70kgジャスト。そこから1週間で68kg。それからしばらくはそのまま固定。なぁんだ、こんなもんか、と思ってしばらく体重計に乗るのを忘れていたのですが、一ヶ月後の先週、66kg。昨日は65kgまで来てしまいました。
なんと、9kgの減量。測り始めてからでも、5kg。
学生時代に鍛えていた頃は62kgでしたから、おそらくそのあたりまでは行こうと思えば行けるのかもしれません。まぁ、でも、現時点ですでに相当身体は軽く、階段の上りでも自然に1段抜かしで駆け上がるようになり、それでも息が切れないようなところまできてしまっております。
もうちょっと足腰がしっかりしてきたら、再び一眼レフを持って歩き回りたいなぁ、と思っております。
そうなんです、僕は頸椎ヘルニアも抱えているので、長距離を歩くときには重いものを首からかけたりはできないのですね。
そんなことで、期せずしてがんがん痩せてしまっているので、困ったのはスラックス。ジーンズはまだしも、スラックスがだぼだぼだと、あんまり見た目いいものではありませんからねぇ……。
でも、まだまだ痩せてしまう可能性がありますから、今買うわけにもいかないし。
んーーーむ、嬉しい悲鳴です。
身長は171cmなのですが、1月の時点で74kgぐらいありました。「ぐらい」というのは、当時は恐ろしくてあんまり体重計に乗っていなかったのです。が、「もうちょいで75だ、やべぇなぁ」と思っていたことを覚えているので、74くらいだった、と言えるというわけです。
で、そもそも血糖値を下げることを最優先して始めた食事コントロールなので、「痩せる」ということはあまり意識しておりませんでした。
が、途中で、「ん?なんだか身体が軽くなってきてる気がするなぁ?」と、体重計に乗ってみたのです。
すると、コントロールを始めて1週間目で70kgジャスト。そこから1週間で68kg。それからしばらくはそのまま固定。なぁんだ、こんなもんか、と思ってしばらく体重計に乗るのを忘れていたのですが、一ヶ月後の先週、66kg。昨日は65kgまで来てしまいました。
なんと、9kgの減量。測り始めてからでも、5kg。
学生時代に鍛えていた頃は62kgでしたから、おそらくそのあたりまでは行こうと思えば行けるのかもしれません。まぁ、でも、現時点ですでに相当身体は軽く、階段の上りでも自然に1段抜かしで駆け上がるようになり、それでも息が切れないようなところまできてしまっております。
もうちょっと足腰がしっかりしてきたら、再び一眼レフを持って歩き回りたいなぁ、と思っております。
そうなんです、僕は頸椎ヘルニアも抱えているので、長距離を歩くときには重いものを首からかけたりはできないのですね。
そんなことで、期せずしてがんがん痩せてしまっているので、困ったのはスラックス。ジーンズはまだしも、スラックスがだぼだぼだと、あんまり見た目いいものではありませんからねぇ……。
でも、まだまだ痩せてしまう可能性がありますから、今買うわけにもいかないし。
んーーーむ、嬉しい悲鳴です。